バスケットボール部

つれづれなるままに ~にちがく再始動

投稿日2020/6/19

「生徒って空気みたいな存在なんだなぁ」と改めて思ったこの3ヶ月。自粛を余儀なくされ、様々なものが奪われた。不安とやり場のない気持ちと常に隣り合わせの日々。私も自宅で仕事をするも矢張り、限界がある。口実を作って学校に来るも、静まりかえった学校は季節に逆らうように寂しさが漂っている。「学校には生徒がいることは当たり前で、いなくなって初めて存在価値のありがたさを知った」というのが率直な想い。

 

 3ヵ月の休校を経て学校が再開した。部活も段階を踏んで、通常に戻りつつある。今週は18:30下校であるが2時間以上の練習が出来た。久しぶりに体育館に響くバッシュの床をこする音とドリブルの音、それを耳にしたときは年甲斐もなく、鳥肌が立ち、目頭が熱くなった。

 体力の回復を図ることと密になることを避け、まだ対人練習は行わず、ボールハンドリングや外周を走ることが中心である。まだ制限があるものの部員はシュートが打てる、バスケが出来るということが嬉しいのだろう、練習には熱心に取り組んでいる。

 

 2つの公式戦がコロナ禍の煽りを受け、中止となった。それを知ったときの心境は如何に。頭で理解していても感情が言うことを聞くわけがない。目標がなくなるとモチベーションの低下は歴然としている。そんな部員の心を慮り、にちがくスタッフ陣は協力・工夫してバスケと仲間とスタッフの繋がることを大切にした。それがどう結果に結びつくのか、功を奏するのか分からない。でも我々がマイナスの感情を払拭するために行動したことに偽りはない。

 

 過日に高体連が「全国高校選手権大会東京都予選(ウインターカップ予選)」9/13~10/4に挙行すると発表した。公式戦の中止の時には絶句でしかなかったが、この発表には喜びと安堵が生まれたのは言うまでもない。

 目標が出来た。ウインターカップに出場するという目標が。昨年は応援とスカウティングを兼ねて味の素スタジアムを訪れた。今年こそは!今度こそは!そう考えると気分も高揚してくる。部員達も同様だろう。

 徐々にではあっても日常が戻りつつある。粋のいい1年生も入部した。相変わらず大所帯のにちがく。苦しい堪え忍ぶ時を体感したからこそ学びしこともあろう。「禍転じて福と為す」。漸く彼らに啓蟄が訪れ、遅ればせながら春がやってきた。それもあっという間に過ぎ去り、初夏の爽やかな陽気の今日この頃。逆風は既に追い風にありつつある。今こそ、「心技一体」を体現するときではないだろうか。決して忘れることのない1年を上半期は「苦」「堪」だったが、下半期は「勝」「喜」「涙」で締めくくろうではないか。我が生涯に 一片の悔いなし!!!(by ラオウ)と言えるように。  いま、にちがくバスケ部再始動。

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