VS 実践学園 55-61 惜敗
中学NO1として君臨する実践との初対戦。挑戦者としてどこまで強い気持ちで戦い続けられるかが大事。
実践の子が1対1をなんの迷いもなく仕掛けてくる。そこには元気なインサイドの選手の存在が大きい。見た目よりも圧力がすごく、オフェンスもリバウンドも強力で失点が増える。こちらは3Pシュートで対抗し1Qは14-15で追いすがる。2Qに入り、シュートが入らない時間が訪れた。それに引き換え実践は確実に2点を重ね、少しずつ点差が開いていくと今大会初めて弱気な顔を見せた選手たち。消極的で考え無しのプレーが続く。ついには23-35、12点もの差がついてしまった。
ハーフタイム、挑戦者であることを認識させ鼓舞すると彼らの闘志に火が着いた。3Q早々にシューターが3本連続して3Pを決めるのを皮切りに猛追が始まる。みるみる差が縮まり4点差まで詰めて最終Qを迎える。インターバルの間も『まだいける!』ベンチは活気づくが、体力も集中力も切れて気力で戦う4Q。しかしそれは実践も同じようでお互いにシュートがなかなか決まらない。そのまま時間だけが過ぎ6点差で敗れた。
弱気になったあの時間帯さえなければという反省とそのあとの反撃に転じることができた自信と得るものがあった公式戦初の敗北でした。