梅丘中学との決勝戦。
前半 集中していない、というより緊張しすぎて周りが見えていない様子。速攻で前を走っている選手に気づかず連続失点。なかなか落ち着かない出だしではあったが、慌てて放った3Pシュートが入るなどの幸運も続いた。新人戦は新チームになったばかりの初めてづくし、決勝ともなれば予定通りにいくことなんかまず無い。しかしそれは梅丘も同じようで、思ったほどシュートが決まらず思いの外点差が広がらないまま4点ビハインドで折り返す。
後半 1Qは必死に食らいつき2Qでは劣勢ムードをよく巻き返したものの、ゲーム感の差がこの後の流れを決めた。ハーフタイムで一息ついた後、「よし、後半やるぞ」という気持ちの切り替え時の一瞬の隙をつかれた。後半早々、猛攻を受け10点、15点と点差が広がった。今までぎりぎりで頑張ってこれたところにこの急襲で選手は動揺し、肩で息をし始めた。シュートははずれ、ディフェンスもファールを吹かれ、やることなすことすべてがうまくいかないと思っていたに違いない、3Qで25点差をつけられた。大差をつけられることで緊張から解き放たれ、逆に4Qでは今試すべき事に集中できるようになった。ディフェンス、リバウンド、ルーズボールからの積極的なオフェンスを見せ連続ゴールで12点詰めるとたまらず梅丘もタイムアウトを要求。最後に意地を見せた。
決勝 VS 梅丘 54-73
悔しい負けではあるが、それでも立派に準優勝。課題も浮き彫りになり1月に行われる都大会に向けてやるべき事が鮮明になった。