4月29日、令和6年全日本柔道選手権大会が日本武道館で行われました。無差別で行う日本一を決める大会で、世界中の柔道家が注目する大会です。
今年の全日本は、日本学園OBから初の出場者が出ました。平成25年度の卒業生、村上大樹が四国代表で出場しています。対戦相手は、中学、高校時代から一緒に稽古していた東京出身の前田宗哉選手です。組み合わせを見た時点で、良い勝負になると思えた対戦でした。
まずは、前日の調整です。調整場所は日本学園を選んで来てくれ、全日本に出る選手の調整とはこういうものなのだ!と勉強になりました。当日は、観客席で見ている我々も緊張しました。
試合は一回戦を寝技で順調に勝ち進んだ前田選手相手に、開始からがっぷり組み合っての勝負で、中学、高校での稽古や試合が思い出されました。両者に指導が与えられたあと、試合を想像して練習していた技が、良い形で入りましたが、両者同体でもつれ、技をかけた村上のポイントかと思いましたが、ポイントは無し。その後、前田選手の寝技をしのぎ待て。開始から3分ほど過ぎたころ、前田選手の大外刈を警戒していたその逆を突く小内刈で一本を取られてしまいました。お互いに勝負しあった良い戦いでした。お互いに礼をした後は、お互いが中央により握手をしたのが、感動的で思わず涙が出そうな瞬間でした。
村上くんには来年も頑張ってもらいたいと思います。また、日本武道館に応援に行きます。
愛媛大会、四国大会で頑張って、日本武道館まで来てください。
がんばれ村上大樹‼‼‼