都大会に進出した中学生以外の生徒たちは、およそ一か月ぶりの競技会となり、良い意味で緊張感を持って挑むことができました。今年の夏は、合宿を行えなかったのですが、ほとんどの生徒が休まず練習に参加し、メリハリをつけて日々鍛錬を積むことができました。
●男子100m
11組目2レーン・高1奥田・11秒74(+2.9)組2着・追い風参考記録
17組目5レーン・中1北尾・DNS
25組目2レーン・高1成田・12秒85(+1.5)組4着・自己記録更新
25組目6レーン・高1吉田・12秒66(+1.5)組3着・自己記録更新
32組目4レーン・中1国竹・DNS
●男子400m
5組目2レーン・高2小林・DNS
6組目3レーン・高3齋藤・57秒85・組3着・公認記録
●男子4×100mリレー
6組目6レーン・日本学園(奥田⇒小林⇒成田⇒吉田)・47秒41・組3着・チーム記録更新
奥田君のコメント
100mは11秒台を絶対に出すことを目標に挑みました。いつも通りに走れば出ると思ったので、力まずに落ち着いて挑むことを意識しました。結果は追い風参考でしたが11秒75を切ることができ、嬉しいと同時に悔しさもありました。スタートから30mは周りよりも遅れてしまったのですが、中間走で上手く加速に乗ることができて良かったです。課題はスタートダッシュで、ここが上手くなればスピードに乗ることができて、トップスピードも上がるのでスタートを重点的に練習したいと思います。
顧問より
練習では、テンポの良い中間疾走ができていました。練習通りの動きが競技会でもできたことが良かったです。スタートの最初の3歩が足を置きにいっているだけなので、しっかりと足で地面を押し、低い姿勢で腿から前へ前へと足を持っていくことを心がけましょう。あとゴールライン直前で、体が若干起きて減速していました。ゴールラインを全力で走り抜けることがトラック競技の基本なので、気を付けましょう。
成田君のコメント
練習でやってきた足の回転、スタート時の姿勢、中間疾走の動きやテンポを発揮することを意識して臨みました。結果は、スタートの加速は上手くできましたが、その勢いを維持することができず、足も後ろに流れてしまいました。槍投げの練習もありますが、9月の大会では100mに出るのでそこまでには改善できるように練習を重ねたいです。
顧問より
練習では足が後ろに流れないように、腿上げと前さばきを意識して走れていましたが、いざ試合になると元に戻っていました。でも映像を見ると何とか意識をしようとしている部分もあり、リレーでは第三走者としてしっかり継走できていたことは良かったです。試合で意識しなくても自分が追求している走りの動きができるように繰り返し走練習をしましょう。
吉田君のコメント
目標は12秒8で、上半身を少し前に倒し、素早く足を上げて前へ出すことを意識して走りました。そしてゴールする際に減速しないようにゴールの10から20m先まで走るようにしました。12秒6台の自己記録が出て、最後まで粘って走りきれたところが良かったのだと思います。映像を見るとスタート時に両腕が後にいってしまい、肩にも力が入りすぎていたので直したいです。
顧問より
確かに肩に少し力が入りすぎていました。リレーでは周りを意識して力みすぎ、動きが固くなって伸びが欠けてしまいましたが、100mでは最後まで自分の走りを懸命に続けられました。その点は良かったです。練習でも試合でも自分の課題を頭において取り組むことを続けましょう。
小林君のコメント
リレーでは47秒台が最低でも出るように貢献すること、トップスピードを持続すること、リラックスして腕をしっかり振ることを意識しました。振り返るとバトンはタイミングよく渡すことができましたが、受け取りでは詰まってしまいました。また、肩が力んでしまいました。新人戦までにこの点を直して個人種目にもつなげていきたいです。
顧問より
足のコンディションがよく無かったですが、しっかりと走れていました。チームへの貢献を
自分の走りに変えようとする姿勢が良いです。バトンの受け取りは呼び込みすぎているので、素早く出る練習をしましょう。個人では400mが主になるので、力みは禁物ですから、肩の力を抜くことを常に意識しましょう。