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トライアスロン部

下総デュアスロン報告と日本選手権OB報告

投稿日2024/12/1

11月23日土祝成田市フレンドリーパーク下総にて下総デュアスロン大会が開催され、高校生10名、中学生2名が参加しました。当日は快晴ではありましたが、スタッフテントが飛ばされるほどの強風で、少し肌寒さを感じました。夏と同じトライスーツで出場しますが、その下に何を身に着けるか、これも各選手の工夫のしどころです。デュアスロンはランーバイクーランの連続競技で、中学生はrun 1.5kmー bike 10.5kmー run 1.5km、高校生はrun 3kmー bike 21km ーrun 3km となかなかハードです。トライアスロン強化のためにずっと参加し続けている大会で2024年最後の複合種目大会です。ここでまずはバイクとランの実力がどれだけアップしているか確認することになります。

あとは選手の感想を到着順で報告とします。
リザルトはこちら
https://mc-pro.co.jp/info/2326/

Teru
今回は、ラン7分30秒 トラ30秒 バイク22分 トラ30秒 ラン8分 計38分30秒を目標として出場しました。また、今シーズン最後の大会なので、中学生6人/8人の表彰に入る事を狙いました。7位の選手に第一ランで離されましたが、バイクで追いつき、第二ランで追い抜かされました。今季を通して一番の問題点はランだと思いました。オリンピック選手の中にもスイムで離されてもバイクやランで巻き返すという方も多く、バイクランが速い方が勝つ可能性が高いと思いました。勿論スイムが速ければ何も問題ないのですが自分はオープンウォーターが苦手で、毎回バイクランでさらに離されビリになるので、これからバイクランに欠かせない脚の筋力をつけて、さらにスイム(オープンウォーター)を強化して、肺活量を増やし持久力をつけて来季は表彰台にのぼりたいです。
////////////////トライアスロンにおいてランが速いほうがきっと楽しさは2倍だと思います。フィニッシュするまでどんどん人を抜いていくからです。Teruはとても粘り強く練習し、よく考えてレースをしています。これから練習を積めば素晴らしい選手になります。ランが苦手ならまずは毎日3km走ることからはじめ月間100km走ってみましょう。自信がつきます。その時に1分間に180ステップするように回転をあげてください。体重を移動するだけです。

Shunsukeーhigh
第一ランで飛び抜けて逃げ勝ちを目標。
しかし、エリートで戦ってる選手が出ていてそれはできなかったがその選手を抜いては周りを千切れたので結果としてはよかった。しかし第二ランは垂れてしまったので、もう少し、疲労を溜めてからのランにも強くしていきたいと感じました。
///////////その選手はかつてU19を優勝している選手なのでいい目標になりました。タイムではほぼ3分差ですから、ランで1分、バイクで2分差がついていると予想します。とするとランは1kmをあと20秒速く走ることから目標になります。3km換算で1分になるので記録会の目標タイムとほぼ同じ計算になります。今年のアジアユースの経験を活かして次に進むにはJTU記録会で13級をクリアしないといけません。頑張りましょう。

Ohsuke
今回は初めてデュアスロンに出た。第一ランでは、集団にいたが2周目のゴール直前の坂で足を攣ってしまった。補給やアップは素人でもできることなので、自分にあったやり方で次の大会に備えていきたい。トランジションでは初めてのバイクへのトランジションだったが、スムーズに全てできた。まだバイクに飛び乗るのは怖いが回数を重ねて慣れていきたい。バイクでは下り基調の道と登りと2つ合ったが、登りで皆んなに抜かされることが何度かあった。毎週土曜日の読売ランドでスピードを意識して登る練習をしようと思った。第二ランでは、バイクで離されてしまって同じペースの人が居なくて、全て1人で走りきることになった。バイクである程度差を潰さないと置いていかれることがよく分かった。次の大会ではバイクで離されてないように頑張りたい。
///////////////仮にバイクでは同じようなペースの人がいても一緒に走ってはいけません。ドラフティング禁止だからです。これはルールなので出場前にきちんと確認しましょう。まだまだ練習量が足りないですね。まずはラン月100km、バイク300kmはクリアできる目標です。ここから始めてください。

keigo
今回は下総デュアスロンに出場しました。目標は入賞でしたが目標には届きませんでした。今回珍しく足を思いっきり攣ってしまい立つこともできない状態になってしまいました。1stランとバイクが良かっただけに悔しいです。なぜ攣ってしまったのかいつもと準備で違ったところはどこかを探して改善したい
//////////////今まではトライアスロン、今回はデュアスロン、しかも寒さがあるのでつる可能性は高くなります。私もレース中に右前腿とふくらはぎが両方ともバイクの時につりましたが、回転数を上げて、パワーに頼らない方法で何とかしのげました。つりそうだと身体でわかるはずで、その時に決して力を入れるのではなく別の方法でなんとかレースを続けることも大事です。2月はそのようにしてください。怪我が多いので、コンスタントに低負荷で長く距離を積む練習をして欲しいです。

Shutaro
今回は下総デュアスロンに参加しました。最初のランの遅れをバイクでペースを上げて、前に追い付くことができました。しかし、バイクのあとのランがとても遅くて、すぐに離されてしまいました。なので、ランのあとすぐに走る練習をして、慣れていきたいです。また、最近膝が痛いので、ランのフォームも見直したいです。
//////////////バイクで追いついたとしたら、それはすばらしいですね。ランのフォームは動き作りや、体幹練習の時にもっと意識して頭が左右に動かない、体がぶれないにはどうすればいいか考えるべきです。直接結びつかないと感じる部分もあるかもしれませんが、必ず一部を切り取るとどこかで生きる動き、体幹になっています。ランがぶれなければもっと記録はアップします。

Eruto
今回自分は第一ランから安定した走りをしようと思っていました。ですが第一ランから駿介においていかれてしまいました。そしてバイクも遅く練習が足りないと思いました。これからオフなのでしっかり練習を積んでいきたいです
//////////////ランは3000mでほぼ差がないので、この大会で差が付いたとすれば練習量の違いなのでないかな?やはりもっと計画をしっかり立てて、それができているか確認するサイクルをつくらないとダメですね。どうやってやってもらうか私も工夫してみます。

Sora
今回の反省点としては、バイクでの周回数を間違えてしまったことです。次回からは数を数えてもらうだけでなく、自分でもしっかり把握するようにしたいです。よかった点としては下り坂でも足を緩めることなく回し続けることができたことです。ランではデュアスロンが始めてだったこともあり、どのくらいのペースで走ればいいかわらず、安定したペースで走ることができませんでした。次回は今回の反省点をいかしベストを尽くせるようにしたいです。
/////////////14周という周回数は誰でも難しいです。保護者がサポートしてくれていたので、自分でも声を出して確認するべきでした。サイクルコンピューターもついているはずなので、1週ずつ数えながら距離を確認することが大切です。少なければ19.5kmだったはずです。21kmとの差があるでしょうから、気づくべきでした。失格になってしまうので、今後は気をつけましょう。

日本選手権OB感想が届いたので報告します。

福島旺 日本食研
日本選手権 レポート

日頃よりご支援、ご声援をいただき誠に有難う御座います。

結果は28位でした。ランの失速が大きく順位に響いてしまいました。
スイムではスタートから抜け出すことができ、前方に位置しました。ブイ回りで遠回りすることがありスピードの上げ下げはありましたが、余力を残して2周回を終えることができました。
バイクでは少人数に絞られ逃げる展開になりました。メンバーには世界戦を転戦している実力者が2人おり、集団の中心として引っ張っていただきました。その選手達の考えと私の考えに差異があり、序盤で積極的に行くことができませんでした。その為、後半は残していた分を存分に使い集団に貢献しました。
ランではバイクで削れている状態でのスタートでしたが、想像以上に脚が動かず、苦しい10kmとなりました。
今回はバイクでの収穫が多く、順位は目標に届いておりませんが、来季のレースに繋がるレースだったと感じます。今回感じた課題や戦局の判断、当時の気持ちを忘れずオフシーズンのトレーニングに励んでまいります。
今後とも、ご声援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

本木蔵人 日本体育大学1年
今回、小さい頃からの夢の舞台である日本選手権に出場させていただきました。結果としてはバイクの最終周でLapとなり、悔しい気持ちの反面、日本のトップレベルの選手と一緒にレースができてとても良かったと感じています。今年は学生スプリングからあまりよくないレースが続いていた中、U19選手権で好成績を残せたので日本選手権出場に視点を置いて日本選手権までスイム、バイク、ラン全てに力を注いで練習してきました。しかしその成果は全く通用せずLapという形で終えることとなりました。今回の経験でトップレベルとの差はまだまだあると感じたと同時にもっと努力して自分も上で戦えるようになりたいという目標にもなりました。これからも頑張っていくので応援のほどよろしくお願いいたします。

本木颯人(日本体育大学4年生)

日本選手権の応援、本当にありがとうございました。例年の中でもかなりハイレベルなレースではありましたが、結果としては運良くバイクに力のある集団に乗ることが出来て、無事に44位でフィニッシュ。完走という目標を達成する事ができました。また僕はこのレースを最後に引退という形となります。母校の日本学園をはじめ、堀越先生、そして今までトライアスロン人生に携わったすべての関係者の皆様があってここまで走り続けてこれました。この日本学園で本格的にトライアスロンを初めて、トライアスロンをするためのノウハウを学びました。堀越先生との出会いは中学3年生の下総デュアスロンで声をかけて頂いた事が始まりでした。正直初めは、高校でトライアスロンをしようなんて考えてもいなかったので「なんだこの熱苦しいおじさんは。」とだけ思っていました。(笑)しかし、その堀越先生の競技への情熱に負けたのか、気がつけば片道2時間を要する本学へ入学。僕のトライアスロンの門が開きました。「うちでトライアスロンをやらないか?」この言葉をあの時にかけてくださったからこそ、今の自分がいます。海外合宿、仲間との練習、コロナ渦で大会が無くなった時にも1番近くで支えて頂きました。僕の高校生活は堀越先生、チームメイト、サポーターの皆さんのおかげで鮮やかに彩られ、生涯の中でもかけがえのない経験をする事ができました。そして心よく迎え入れてくださった日本学園のみんなには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。あの時に勇気を出して、トライアスロンという競技を初めて心から良かったと思います。

 

なお、日本選手権は下記日程でBS放送が決定しています。
ぜひご覧ください。
2024年12月3日(火)15:06~15:52 NHK BS「第30回日本トライアスロン選手権(2024/東京・台場)」
<男子>【BS】12/3(火)15:06-15:56 <女子>【BS】12/4(水)15:02-15:52

リザルト
https://www.jtu.or.jp/result/?event_id=306&program_id=306_2

 

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