6月3、4日に千葉県の船橋アリーナをメイン会場として、第77回関東高校男子バレーボール大会が行われた。
また、開会式にて通算10回出場の特別賞をいただきました。
試合結果 準優勝
1回戦 向上高校(神奈川3位) 25−19、25−17
2回戦 春日部共栄(埼玉4位) 28-26、25-12
3回戦 前橋商業(群馬1位) 25-16、25-19
準々決勝 習志野(千葉1位) 21-25、27-25、25-23
準決勝 川崎橘(神奈川2位) 25-20、25-23
決勝 駿台(東京1位) 19-25、10-25
1回戦目は、神奈川県の向上高校と対戦した。1セット目は中盤で5連続失点してしまう場面はあったが、終始相手を見て落ち着いて戦うことができ勝つことができた。
2回戦目は、埼玉県の春日部共栄高校と対戦した。1セット目は終始拮抗した試合展開で、13−15となったところで1回目のタイムアウトをとった。その後も1点をめぐる攻防が続き、18−18と追いつくことができた。一気に引き離したい場面ではあったがお互い譲らず24-24と追いついたところで相手は2回目のタイムアウトをとった。最後は紙一重のところでセットを取ることができた。2セット目は相手のミスにも助けられ、一気に引き離し勝つことができた。
3回戦は群馬県の第一代表の前橋商業と対戦した。2セットとも本校が若干優位の展開で試合が進み、粘りのバレーも随所に見られ勝つことができ、翌日の準々決勝にコマを進めることとなった。
準々決勝は、昨年度の関東大会の優勝校で、全国大会常連の千葉県第一代表習志野高校と対戦した。どこまで相手を追い詰めることができるか挑戦者として挑んだ。
1セット目、やはり相手に序盤から攻め込まれ、3−6となったところで早くも1回目のタイムアウトをとった。その後も8−12と劣勢の状況は続いたが、少しずつ粘りのバレーも見られなんとか食らいついていた。しかし、最後は相手に振り切られセットを落とした。
2セット目序盤からお互い譲らない展開で、若干のリードを保ちながら中盤へ。3連続失点で15−13と追い上げられたところで、1回目のタイムアウトをとった。その後もジリジリと追い上げられて22−22となったところで2回目のタイムアウトをとった。終盤はお互いギリギリの攻防であったが、最後は振り切ってフルセットに持ち込むことができた。
3セット目は、序盤で7ー3と引き離すも、5連続失点で逆転されてしまい、1回目のタイムアウトをとった。そこから立て直したものの、中盤からはサイドアウトの連続で、気持ちの勝負となった。17−17からは一進一退の攻防が続いたが、最後は気持ちと粘りで勝ち切ることができた。
準決勝は、神奈川県の第二代表の川崎橘高校と対戦することとなった。疲れも少しずつ見られるようになったが、強豪校に胸を借りるつもりで挑んだ結果、自分たちのバレーをすることができ、苦しみながらもまさに粘りのバレーで勝つことができ、ある意味番狂せな空気は感じていたが決勝までコマを進める事となった。
決勝戦は、過去にも新人決勝大会と関東大会予選の決勝で対戦した東京1位の駿台学園と対戦することとなった。駿台学園のここまでの勝ち上がり方などを見ても力の差は歴然としているが、どこまで個々の技術やチーム力が通用するかを試すべく挑んだ。結果はほぼワンサイドで敗戦となってしまったが、特設コートで試合ができることの素晴らしさを体感しながら戦うことができたのではないかと思う。
今大会から、有観客となり、特に保護者の方々は初めて試合会場で試合を見て応援することができる形となった。また、声を出しての応援も可とされ、控えの部員も2日間にわたり6試合を大きな声を張り上げて応援してくれた。確実にコートに立っていた選手の励みとなり力となった事は間違いない。気づけば、忘れかけていたコロナ前の大会の熱気にあふれた雰囲気に包まれて、選手たちも伸び伸びとプレーをすることができたのではないかと思われる。
悪天候の中、会場まで足を運んで応援に駆けつけていただいた保護者をはじめ、OBの方々、学校関係者の方々、本当にありがとうございました。
この後すぐに始まるインターハイ予選を勝ち抜き、初の全国大会出場を果たすべくこれからも練習に励んでいきますので、引き続き熱い応援を宜しくお願い致します。