11月19日(日)にエスフォルタアリーナ八王子にて、春高バレー東京代表決定戦が行われた。ベスト4に残っている4チーム中、上位3チームが春高バレーへの出場権を獲得できる。
試合結果
準決勝 対 東亜学園 16-25、25-23、23-25
3位決定戦 対 駒大高校 22-25、22-25
準決勝は東亜学園と対戦した。
1セット目、序盤はお互い譲らず拮抗した展開となったが、中盤から徐々に相手に流れが傾いていった。9-12となったところで1回目のタイムアウト。更に12-16となったところで2回目のタイムアウトを取る展開。その後も流れを引き戻すことができず、セットを落とした。
2セット目、序盤で6連続失点し2-6と引き離されてしまった。その後タイムアウトを機に10-10で追いついた。その後は一進一退の攻防が続いたが、17-18から4連続得点し流れを掴んだ。しかし、一気に決着までは持ち込めず最後までギリギリの展開ではあったが、何とか振り切りセットを取ることができた。
3セット目、序盤から本校が勢いに乗って流れを掴み8-3まで引き離すも、その後は拮抗した展開となった。16-13までは優位に立っていたが、その後一気に流れが変わり16-19と逆転されてしまった。終盤は本校も粘りを見せチャンスをうかがったが、最後は一歩及ばず敗戦した。
気持ちと体力の消耗は見られたが、3位決定戦で駒大高校と対戦することとなった。
1セット目、スタートは3連続得点から5-2まで引き離すも、相手もすぐに追いつきお互い譲らない展開となった。13-11と若干リードしていたがその後7連続失点。その間2回のタイムアウトを取ったが一気に劣勢となった。終盤は18-20まで徐々に追い上げるも、最後まで流れを引き戻すことができずセットを落とした。
2セット目、相手は決着をつけようと序盤から勢いをもって挑んできた。5-10となったところで2回のタイムアウトを使い切ってしまう展開となってしまった。しかし、それを機に本校に流れが傾き、11-11で追いついた。中盤はお互い流れを呼び込もうと一進一退の攻防が続いたが、17-18から相手に攻め込まれ19-23と引き離されてしまった。今までも苦しい局面になっても最後まで諦めず粘り勝ちといったこともあったが、今回は及ばず敗戦した。春高バレー出場への夢が途絶えた瞬間だった。
3年生を中心としたメンバーであった。
中学時代にコロナの影響をもろに受け、多くの規制の中で満足のいく部活動ができず、本校で一花咲かせ完全燃焼すべく入部してきた生徒が多かった。
そんな彼らが心身共に成長し、3年生になった代では本校バレー部の歴史の中で見たこともない様々な景色を見せてくれた。全国大会に出場することの喜びと誇り。大舞台で強豪校との接戦を制することの達成感。目標にしていた大会に負けて出場できなかった悔しさ。色々な方々のサポートのお陰で自分たちの活躍の場が設けられている事などなど。その他にも、たくさんの経験という名の財産を残してくれた。これは今後も本校バレー部に受け継がれていくであろう。
3年生諸君。今回の敗戦をもって引退という形にはなるが、本当によく頑張った。お疲れ様。そして、ありがとう。これからも日学バレー部を見守りつつ、引き続き力を貸してほしいと思います。
最後に、昨日は遠方まで足を運んでいただいた保護者の皆様、OBの方々、学校関係者の方々熱い熱い声援を送っていただき本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
新たな代がスタートします。引き続き日学バレー部を応援の程、宜しくお願い致します。