6月1日から山梨県小瀬スポーツ公園体育館をメイン会場として、第78回関東高等学校バレーボール大会が開催され、本校は9年連続11回目の出場となった。
試合結果
1試合目 市立船橋高校(千葉県) 25-23、23-25、25-22
2試合目 埼玉栄高校(埼玉県) 25-23、21-25、16-25
1試合目は千葉県代表の市立船橋高校と対戦した。
1セット目、序盤で連続失点が相次ぎ4ー8となったところで1回目のタイムアウトを取ることとなった。その後挽回するも10ー14となったところで2回目のタイムアウト。中盤は劣勢ながらも引き離されまいと食らいついたが13ー18まで引き離されてしまった。苦しい展開ではあったが徐々に流れを引き寄せ相手を追い詰め、終盤の23ー23で追いついたところで相手も2回目のタイムアウト取った。その後も最後まで勢いを止めず粘りを見せてセットを取ることができた。
2セット目、5ー7から4連続得点で9ー8としたところで1セット目とは逆に相手が先にタイムアウトを取った。その後は一進一退の攻防が続き終盤になって22ー21から連続失点したところで本校もタイムアウトを取るも最後は振り切られセットを落とした。
3セット目、序盤で4ー8まで引き離されてしまったが徐々に流れを掴み13ー13で追いついた。その後はお互い一歩も引かず我慢比べといった展開になったが、19ー18から本校にその流れが傾いた。4連続得点で23ー18まで引き離し相手の猛追にも耐え勝つことができた。まさに「粘り勝ち」そのものであった。
2試合目は埼玉県1位の埼玉栄高校と対戦することになった。1試合目の激戦での疲労は否めないが目の前の対戦に集中して挑んだ。
1セット目、序盤から1点を争う展開が中盤まで続いたが、連続得点で19ー16となったところで相手が先にタイムアウトを取った。その後も流れを止めず21ー16まで引き離したが相手もジリジリ追い上げてきて、気付いたら23ー21。最後は辛くも逃げ切る展開となったが、いずれにしてもセットを取ることができた。
2セット目、体力的にもこのセットで決着をつけたいところではあったが、結局19ー19まではお互い譲らず一進一退の攻防となった。終盤で相手に流れが傾いたところで一気に引き離されてしまい、またもやフルセットまでもつれる展開となった。
3セット目、明らかに疲労の様子が伺えたが気力でどこまで戦えるかが勝敗の鍵を握る。序盤はブロックポイントなどで優位にたつも、5ー3から相手に攻め込まれ大きく引き離されてしまう展開となってしまった。そんな状況でも最後まで気力を振り絞り粘りを見せる場面はあったが、序盤の点差を挽回するまでには至らず敗戦した。
今大会を通して、目指すべきチーム像が明確となり、それに伴って個々が更に強化しなければいけない方向性が示された。あとはやるのかやらないのかである。
試合会場である山梨県まで、保護者の方々をはじめ、バレー部OBの方々、学校関係者の方々が応援に駆けつけてくれて、どのチームにも引けを取らない熱い応援で選手たちに力を与えていただきました。本当にありがとうございました。
2週間後にはインターハイ予選が始まります。チーム一丸となって更なる高みを目指して頑張りますので、引き続き応援の程宜しくお願い致します。