6月4日,5日に、山梨県小瀬スポーツ公園体育館をメイン会場として、第70回関東高等学校男子バレーボール大会が行われた。関東8都県から計50チームが出場し、本校は2年連続4回目の出場となる。
前日の6月3日に山梨県入りし、午前中は出場校の5校と練習試合を行い、午後から小瀬スポーツ公園体育館において行われる開会式に向け出発した。開会式では東京代表として入場行進を行い、終了後は宿舎で翌日の試合に備えた。
試合結果
対 太田第一高校(茨城県ベスト4) 25−19,25−20
対 日本航空高校(山梨県1位) 20−25,20−25
1試合目、太田第一高校と対戦した。
1セット目、スタートダッシュに成功し11−3と大きく相手を引き離した。しかし、その後スパイクミスを立て続けにしてしまい4連続失点。相手も徐々に息を吹き返し追い上げてきた。中盤は拮抗した展開となり、その後18−14まで追い上げられるも最後は何とか逃げ切る形でセットを取ることができた。
2セット目、今度は序盤から競った展開となり我慢のバレーが続いた。10−8で若干のリードはしていたが流れがどちらに傾くか分からない状況だった。最初に流れを掴んだのは本校で、15−9まで引き離し、一気に決着をつけたいところではあったが、つまらないミスなどが立て続けに起こり18−18で追いつかれてしまった。気持ちを切り替えて3連続得点。しかし、スパイクミスで2失点。21−20となったところでタイムアウトを取り、そこから勢いに乗って4連続得点を上げ勝つことができた。
それにしても、勝つことはできたが終始表情が硬く、決して良いパフォーマンスができたとは思えない内容であった。
2試合目、開催地山梨県の1位である日本航空と対戦した。190?以上の選手が数名いて、おそらく平均身長は10?以上違う相手であったが、どこまで粘りのバレーができるかが大きなテーマであった。
1セット目、予想を覆し立て続けにスパイクが決まり4−1とリード。ムードも1試合目と違い悪くなかった。しかし、サーブミスを機に相手の高さが本領を発揮してきた。6−9と逆転されズルズルといってしまうかと思ったが、そこから粘りのバレーが見られ、12−14まで喰らいつた。終盤も相手にリードを許しながらも拮抗した展開で19−23まで粘ったが、最後は振り切られセットを落としてしまった。
2セット目、序盤から相手のリズムで試合が進み、3−9となったところでタイムアウトを取った。そこから相手のミスなどにも助けられ11−15としたが、そこから3連続失点し11−18と大きく引き離されてしまい2回目のタイムアウトを取った。それを機に3連続ポイントをあげるなど差を縮めたいところではあったが中々縮まらず17−22。最後まで諦めず喰らいつくも負けてしまった。
特に2試合目では本来の粘りのバレーが見られ、相手の高さに圧倒されながらも予想以上に善戦したのではないかと思う。まだまだ課題は山済みではあるが、1つの目標に掲げていた大会で、それなりの頑張りを見せてくれたのは良かった。
関東大会という舞台で、このような経験をすることができたのは、保護者やバレー部OB,学校関係者をはじめ、本校バレー部に関わっていただいたたくさんの人達の支えによって成し得たものであることを忘れてはならない。その人達のためにも今後も精進して、もっともっと魅力のあるチームにしていかなくてはならない。
当日、遠路はるばる会場に足を運んで応援してくださった梅窓会の方々、選手のご家族、副校長、OBの方々などなど、本当にありがとうございました。選手,スタッフ一同、心より感謝申し上げます。
尚、次の大会は6/19(日)にインターハイ予選(2日目)が成城高校にて行われます。対戦相手は決まっておりませんが、どのチームと対戦しても全力で粘りのバレーを展開したいと思っておりますので、今後も応援の程宜しくお願い致します。