1月31日(日)に、電大高校にて新人大会(決勝大会)が行われた。先日行われた新人戦でベスト32に入っているチームと、全日本選手権決定戦に出場していた上位4チームでトーナメント戦を行い、新チームとしての実質の順位を決める大会である。また、次年度の関東大会予選のシード権もかかっていて、見方によっては関東大会出場に関わる重要な大会である。
試合結果
ベスト20賭け 対 電大高校 25−12,25−11
ベスト12賭け 対 関東第一高校 22−25,25−16,21−25
ベスト16賭け 対 府中西高校 25−21,25−18
1試合目は電大高校と対戦した。昨年11月中旬の新人大会2日目でも対戦し、21点と17点で辛くも勝った相手であった。しかし、今大会では2セットとも序盤から相手を引き離し、最後まで本校優位で勝つことができた。
2試合目は関東一高と対戦した。相手はベスト8の常連校ということもあり、どこまで食らいつけるかがテーマであった。
1セット目、序盤から拮抗した展開で5−3と若干リードするも4連続失点でひっくり返されるなど、お互い流れがつかめないまま中盤へ。10−8となったところで相手がタイムアウトを取った。その後もシーソーゲームが続き、19−16となったところで相手が2回目のタイムアウトを取った。終盤に一気に決着をつけたいところではあったが、相手も譲らず21−18から追いつかれ、最後は相手に振り切られセットを落としてしまった。
2セット目、切り替えるよう指示しコートに送り出したが、序盤から歯車が噛み合わない。2−5とリードを許してしまい嫌なムードではあったが相手もミスを連発し、またもや一進一退の展開になった。中盤10−10でスパイクが決まり徐々に本校に流れが傾いてきた。その後14−12から6連続得点を上げ一気に引き離し、最後まで落ち着いてセットを取ることができた。
3セット目、流れに乗ったままスタートダッシュをかけたいところではあったが、まさかの0−5スタート。2−8まで引き離されてしまったが、相手のミスも重なり8−9まで追い上げた。その後お互い流れがつかめず18−18まで一進一退の攻防が続いた。しかし、相手のエースが前衛に来たところから徐々に流れが相手に傾き、終盤は一気に振り切られて負けてしまった。
3試合目は、ベスト12賭けで敗れたチーム同士でベスト16を賭けて府中西高校と対戦することになった。
1セット目、序盤から拮抗した展開であったが、6−7から11−9となったところで相手がタイムアウトを取った。その後5連続失点なども絡み13−16と逆転されてしまった。たまらずタイムアウトを取り立て直しをはかり17−17で追いついた。そこから一進一退の攻防が続いたが、相手のミスにも助けられセットを取ることができた。
2セット目、勢いを持って一気に勝負をつけたいところではあったが、0−3,5−3,5−7と序盤はお互い大味な展開となった。徐々に落ち着きを取り戻し、中盤では15−10と引き離しにかかった。その後、21−13と引き離すも、終盤でミスが連発し、今後の課題を残しながらも勝つことができた。
この大会を迎えるにあたって、浮き沈みの激しさや、劣勢になったときの雰囲気の悪さなど不安材料は多々あり、決して満足のいく形で大会に挑むことができた訳ではなかった。今後の大きな課題として、勝負どころでのワンプレーの重要さや勝ちにこだわる姿勢を追及すべく日々練習し、次の大会に備えたいと思う。