人生にはいくつかの節目がありますが、君たちにとって3月7日はその区切りの日でした。三年間あるいは六年間通った学舎とも別れ、また新たな旅立ちを迎えます。これから先の長い人生の中で、嬉しいことはそう何度もあるわけではありません。むしろ、辛く苦しいことの方が圧倒的に多いに違いないからです。今までよりも数段理不尽な場面に遭遇することでしょう。無理難題を押し付けられることもあるでしょう。ですが、絶対に負けないでください。逃げないでください。そうした苦しみを経て勝ち取ったものだからこそ尊いし、幸せを感じるのです。
皆さんにとってたった一度のかけがえのない高校生活に関われたこと、輝かしい未来へのお手伝いができたことを、私は大変誇りに思います。皆さんの無限の可能性に期待し、大いなる飛躍をこの母校から楽しみにしています。
ここからが人生の本番だと思え!!卒業おめでとう!