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「高校選手権」村永先生(高2担任・保健体育科・サッカー部顧問)

投稿日2020/10/26

 先日、日本学園は高校選手権で敗退してしまいました。3年生はプレッシャーのかかる舞台でとても落ち着き払って試合でパフォーマンスを発揮することが出来ました。試合ですから何としても勝ちたかったですし、言葉では言い表せないような悔しさを味わいました。

 一般的な高校生であればここで引退という言葉をつかってサッカーから離れていきます。しかし、日本学園サッカー部の選手には高校生に引退という言葉はないと伝えています。あの試合でできなかったこと、こうすればもっとできたはずという反省がどんな試合でも必ずあるはずなのです。

 本来であれば公式戦を戦っていた日曜日に行った紅白戦。少し肩の力も抜けて素晴らしいパフォーマンスの連続でした。世の高校生は勝手に自分でゴールを設定して活動を制限してしまっているようですが環境は自分で作り出していくものです。人は自分が望めばいくらでも成長できます。取り組みやすい事柄を見つけて突き抜けていけば、どんなことにも応用できるはずです。自分が好きで続けている競技ですから中途半端な関わり方ではなく好きを貫き通してほしいと思っています。貫き通せたものだけに人間的な凄みや、忍耐というものがつくのではないかと思います。

 長い時間の練習に参加していても、いくら勝利を重ねても所属しているだけではそういったものは得られないと思っています。

 誰にも知られることはないかもしれませんが、今年の3年生は伸び続けようという意思を現わしてくれました。3年生に負けないように私も努力を続けようと思いました。

 さて、今日は何を練習してみんなで作り上げていくか。楽しみは続きます。

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