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職員室リレートーク

「丑年によせて」 水野重均校長先生

投稿日2021/1/8

 今年は丑年です。牛というと牧場で草を食みながらのんびりとしたイメージを思い浮かべてしまいます。一口に「牛」と括ってしまいますが、牛の種類によってはチーターより早く走ったり、百獣の王ライオンに立ち向かって追い払う猛獣もいたりします。あのキリンも牛の仲間だとは、つい最近まで知りませんでした。

 さて、十二支に加えられた牛は、その勤勉に働く姿から「誠実さ」を表していて、縁起が良い動物とされています。そしてその丑年ですが「先を急がず一歩一歩着実に物事を進めるのが大切な年」とも言われ「耐える」「これから発展する前触れ・芽が出る」という年になるようです。なんだか、コロナ禍の今の世相を表しているようですね。

 その丑年に皆さんは何を準備するのでしょうか。今は、確かにコロナ禍ということで、外にも自由に出られず、人との交流もままならない世相です。このような時に「コロナだから何もできない」と思うのではなく、逆に今までの生活で時間がなくてできなかったことに取り組める時期だと発想を切り替えることが大事です。

 リンゴが落ちるのを見て慣性の法則や作用反作用の法則、加速度の法則を見出したニュートンは、ケンブリッジ大学がペストで休校になっている時に、この研究をしてこれらの法則を見出しています。後にニュートンは「創造的休暇」とこの休校期間中のことを語っています。

 コロナがいつ終息するか誰にもわかりません。今ある状態で、自分は何ができるか。そして自分を磨くために何をするか。今年は「準備の年」と腹を括って、今できる事、今だからできる事を見つけ、それを一つひとつ丁寧に磨きあげてください。

 早く走れる牛になるのか、あるいは百獣の王ライオンにもひるまない牛になるのか。今何をするかで将来が開けてきます。実り多き将来のために今を大事に過ごしましょう。

 

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