ご卒業おめでとうございます。入学当初よりいろいろな行事にご一緒しました。身長もずいぶん伸び、ほとんどの人は私を越えてしまいました。本当に大きく立派になられましたね。
答辞を読まれたKくんのメッセージの中に在学中の行事のご紹介がありました。私は、ほぼすべてにご一緒していましたから、走馬灯のように思い出されます。悔しくて泣いている姿も見ました。本当に心から喜んでいる姿も見ました。最後の1年間は、楽しみにしていたほとんどのすべての行事が中止となってしまい、みなさんにとってとても心残りだったことでしょう。
皆さん一人ひとり、いろいろな想いの詰まった中学校生活が『大切な宝物』になってくれればと願っています。思い残すことも何年か何十年か経った後、大きな思い出としてよみがえってくれることを願っています。楽しかったことも、悔しかったことも『大切なもの』としていつの日か戻ってくることでしょう。
ある中学校の音楽の先生の曲をご紹介します。山崎朋子先生が作曲された曲でとても素敵な曲です。
『 大切なもの 』
空にひかる星を 君とかぞえた夜 あの日も 今日のような風が吹いていた
あれから いくつもの季節こえて 時を過ごし それでも あの想いを ずっと忘れることはない
大切なものに 気づかないぼくがいた 今 胸の中にある あたたかい この気持ち
くじけそうな時は 涙をこらえて あの日 歌っていた歌を思い出す
がんばれ 負けないで そんな声が聞こえてくる ほんとに 強い気持ち やさしさを教えてくれた
いつか会えたなら ありがとうって言いたい 遠く離れてる君に がんばる ぼくがいると
大切なものに 気づかないぼくがいた ひとりきりじゃないこと 君が教えてくれた
もし、よろしければ動画で検索して聴いてみてください。きっと気に入ってもらえると思います。『歌っていいよね…』と思っていただければ幸いです。また、逢いましょう。