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職員室リレートーク

表現する意味 小飯塚先生(中学3年B組担任・芸術科)

投稿日2021/5/13

緊急事態宣言が延長されて、都市部では感染拡大しています。このような状況の中で、日本学園では、感染対策と短縮授業等の措置を取り授業を続けています。5月といえば本校では体育祭のシーズンとなります。昨年できなかった体育祭は、今年は無観客というかたちで今のところ行う予定でいます。

中学生の見せ場は中学ダンス。これは、中学3年生が毎年踊る曲は何にするか?振り付けはどのようにしようか?と、3月の春休み前から少しずつ練り上げて、新学年が始まったころには、3年生は振り付けを覚えるように練習が始まり、ゴールデンウィーク明けの合同練習では、上級生が下級生に指導をしていくという形で、全体の結束を固めながら一つのエンタテインメントを作っていく中学校の体育祭の見せ場の一つになっています。

この企画の良いところは、部活以外での先輩と後輩の関係が育まれることや、始めはダンスなんかやりたくないなと言っている生徒たちも、練習を重ねるにつれて、ちょっとできたが段々楽しくなってきて、完成度にこだわり始める。というように練習するたびに生徒の意識の向上の様子を見ることができる企画です。

これは日本学園の行事の中でも私個人的に好きな行事の一つです。このダンスは本番では一発勝負で、その時できた結果そのものではありますが、成功と感じるか失敗と感じるかは、そこまで費やしてきた時間と練習に向き合った自分自身の姿勢を振り返るきっかけになり、ここで自分自身がどういう人間かの発見が生まれる瞬間でもあったりします。体を使って表現するダンス、こういうことを通しても表現することに、そこから多くを学ぶことができます。

表現するということは人間にしかできないことです。この表現することは芸術を通して重ねていくのはもちろん、それだけでなくいろいろな分野との相互作用で重ね育てていくことで、知識の深みだけでなく、人としての厚みも増していくものだと感じています。と話が大きくなってきましたので戻しますが、今回のダンスの様子は撮影をして、保護者の皆様には鑑賞できる形を作る予定でいます。今年の中学生の表現する姿をお楽しみに!

 

写真は2年前の体育祭中学生ダンスのスタートの様子です。
少人数からの粋な演出のスタートで、観客は皆、釘付けになりました。

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