新しい学年が始まり、2か月目に入りましたね。新しい学校や新しいクラス、新しい生活リズムや通学路などに慣れてくる頃ですね。一方で、1か月間、とにかく気持ちを張り詰めて頑張った人にとっては、疲れが出てくる頃でもあります。特に今は緊急事態宣言の最中で、5月の連休中も、伸び伸び身体や心を解放させることが難しかった人もいると思います。
もし今、苦しい思いをしている人がいたら、周りの人にその気持ちを話してみてください。この地球の大きさに比べたら、人間なんて弱くて小さな存在です。人間が自分1 人の力だけで生きていくのは、到底無理な話です。
だから、私たちは生き延びていくために、群れで生活することを選びました。村を作って、国を作って、社会を作りました。どこかの総理大臣は「自己責任」なんていうことばを使うけれど、元はと言えば、私たちを生かすのが国や社会の役目なはず。
自分1人の力で行き詰ったときは、どんどん周りの力を使いましょう、助けてくれる相手に頼りましょう。
自分を生かすために、「誰か~!」と叫びましょう。
よいアイデアを提供してくれる人、寄り添ってくれる人が、きっと見つかります。
カウンセラーも、相談室の扉を開けて、いつでも待っています。相談室には、日々、あなたの同級生が、先輩が、後輩が、先生が、おうちの人が、話しに来てくれています。あなたもぜひ立ち寄ってくださいね。