ダラダラと延長される非常事態宣言の下、日本学園では短縮授業という措置を講じ、何とか授業時数を確保しています。そのような状況ですが、中間試験も無事に終わり、夏を感じさせる暑さに辟易しつつ、私の所属している高校第1学年では、6月18日の5・6限に『文理選択・説明会』を実施いたします。
日本学園では、2年生に進級する際に、文系コースと理系コースを選択します。この文理選択は、次のステップである、大学・専門学校への進学や就職に、大きく影響します。『将来、どのような道に進むか?』という、とても大きな選択の、最初にして最大の一歩です。もちろん、ここでの決定は絶対に変更できないわけではありませんが、少なくとも日本学園に在籍している限りは、選択したコース・授業を完遂しなければいけません。進路・志望を変更した場合、いわゆる『文転・理転』ということで、学校での授業とは別に、自分で受験勉強を進めないといけなくなり、時間的にも精神的にも大きな回り道・負担となります。
そのような事態にならないために、この文理選択は、とても重要・重大な決心・決断なのです。
高校1年生で、そのような大きな決断をするのは大変なことですが、高校を卒業する時の進路は『人生』においても、とても重要・重大です。先生方は、ホームルームや授業などの中で、その意味を伝えて下さっています。
既に、具体的に決めている生徒もいますが、多くの生徒は、まだ大いに悩み、迷っています。この、悩み、迷うことが、実は大きな一歩だったりするのです。そして、ここで下した『高校1年の決断』に落とし前をつけるため、高校2年生そして高校3年生の時間を過ごすことになります。
頑張れ!高校1年生!