2年生の2学期も後半戦に入り、3学期を意識するころになりました。「高2の3学期は3年の0学期」と言われるように、3学期には受験生らしい生活を始めて欲しいものです。
私のクラスでは11月に、受験生らしい生活を送るための心構えを築いてもらうために、3者面談を行います。
何事も、まず現在の自分の置かれている状況を客観的に知る事が大切です。現在の模擬試験の偏差値と、過去の先輩達の偏差値を見比べて、高2のこの時点でこのくらいの偏差値の先輩は、どのあたりの大学に合格したかを三者面談で知らせます。(勿論、先輩方の個人名は伏せます)。生徒諸君に、「己を知って」もらうのが狙いです。
次に、各自の第一志望大学の過去問を持ち帰らせます。その問題を、「自力で」・「制限時間内に」・「正解率7割くらい」という条件をクリアしなければ、合格できません。そのために、どの位勉強をしなければいけないかを体感してもらうのが狙いです。これが「敵を知る」ということです。
孫子の兵法にもあるように、「敵を知り、己を知って」最高の準備をしてほしいものです。
高2生諸君。長い人生のうちのたった1年数か月、禁欲的に生活してみませんか?きっと、何かを得られると思います。