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職員室リレートーク

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「先輩としての自覚」赤木先生(中2担任・理科・バスケットボール部顧問)

投稿日2018/6/29

昨年新入生として入ってきた子供たちも一つ学年があがり中学二年生になりました。
この一年間でも生徒たちは大分成長してきたなと思っていましたが、後輩ができるということがこれほど人を成長させるのかと改めて驚いてしまいました。

日本学園では国語の時間に行われる漢字テストや朝学習で行われるテストの結果が廊下に張り出されます。誰ががんばっていて誰がサボっているか先生だけでなく、生徒も一目で分かるようになっています。
「〜〜君は連続満点ですごいなぁ」とか「〜〜君はまた不合格だ」とか廊下に張り出される度に人だかりができます。

これで一気に尻に火がついたのが2年生です。せっかく後輩ができて大きい顔できるようになったかと思ったら「駄目な先輩」のレッテルを貼られてしまう危機がせまっている。
昨年までは「時間が足りないです」とか「できるわけない」と言っていた生徒たち。4月になると「合否は張り出してもいいので点数は出さないでください」と懇願するようになりました。
それも無駄だと分かると今度は文句も言わずにがんばるようになりました。今では連続で合格できるようになり、生徒も「余裕っすね」と態度が急変。

後輩の前で恥ずかしい格好はできないということがこれほどまでにやる気を出させるのか。
それから『今までやっぱりがんばきれていなかったのね』ということもよく分かりました。

体育祭の練習をすれば、種目決めなどでも率先して3年生の手伝いをしたり、1年生をいさめたりと大活躍な2年生。
今後も2年生の成長にご期待ください。

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