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『1.01の法則』と『0.99の法則』 増山先生(中3副担任・技術科)

投稿日2022/9/17

1.01の365乗はいくつになると思いますか?

1を何回かけても、答えは『1』ですね。よって、『1365=1』です。

ところが1が1.01になると、どうなるのか。『1.01365=37.8』になる。逆に1が0.99にかわると、 『0.99365=0.03』となるのですね。

これが何を意味していることは何か。

例えば1が通常の自分だとすると、『+0.01』の自分、つまり少しだけでもプラスアルファがあれば、それを毎日継続することで(1年間=365日)、『37.8倍』にもなる。

早起きして英単語3つ覚えるとか、バス・電車の中で単語帳を見返すとか、ちょっとしたがんばりが、1年後には大きな結果をもたらす。これは部活の練習でも同じである。

逆に、-0.01の自分、つまり、早起きしないでいつまでも寝ているとか、疲れて授業中寝てしまうとか、ちょっとでもマイナスなことがあって毎日を過ごすと、1年後にはなんと『0.03倍』になってしまう。0.03倍なんて、やってないのと同じ結果。

1年後に37.8倍の自分になるか、0.03倍の自分になるかは、毎日のちょっとした継続で決まる。ちなみに、3年間(1095日)、ちょっとのがんばりを継続すると、『1.011095=53939』約54,000倍の自分になる。継続は大きな力だとわかるはず。

参考文献『楽天の三木谷社長「成功のコンセプト~Principles for Success」』

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