昨今はインターネットが発達し、非常に面白い内容の動画が数多見つかるとはいえ、何かを体系的に学びたいときはやはり本が優れているように思います。
そのため最近図書室にてちょくちょく本を借りているのですが、その中でふと気になって手に取ってしまった本のタイトルが、『2階から卵を割らずに落とす方法』でした。
手に取った理由は、タイトルを見た瞬間にいくつかの方法が過ったからです。
この本はどんな答えを用意しているのだろうか、そう思いつつ開くと、そこには科学の歴史と、その確認方法・活用事例が並んでいました。
普通に面白いだけでなく、挿絵が多用されており、読みやすい。そのままお借りして、なんやかんや全部読んでしまいました。
改めて感じる、ここ400年での科学の急発展の凄まじさと、進歩と共に上がっていく直感的にわかり辛さ。(目では見えないミクロな世界がより顕著でしょうか)
その辺りを身近にあるもので、簡単に確認できるような実験案が全ての章で提示されている、ここがこの本の大きな魅力の1つに思います。
さて、高校1年生の人たちは2学期の物理基礎の授業にて『ゴルフボールを跳ねさせない実験』を行いましたので、どのような方法が提示されているか想像できる人もいるのではないでしょうか。
卵は何の暗喩なのか、もし気になったらぜひ図書室に行き、本書を手に取ってもらえたらと思います。