今年は高3の夏という事で、進路に向けた3者面談を行なっています。面談では、将来どうなりたいかはっきり決めてる生徒、将来どうなりたいとかわかりません…と言う生徒、などなど状況は様々で、どちらの話もその気持ちに、わかるなーと思いながら聞いてしまっています。
後者のどうなりたいとかわかりませんと悩んでいる生徒には、「まぁーまだ高校生だしねー」と共感してしまったりしますし、また、前者の生徒にだって、進んでみてきっとどこかで悩むんじゃないかなーとか思ったりしてしまいますが、どちらにせよ悩むって言うことは決して悪いことではないんです。
私も高3の頃、なんとなく美大だーと思って進学して、絵を描く事でたくさん悩みましたが、悩み考えることで、次を見つけて新しい作品に挑戦する姿勢がなんとなく身についたように思います。そして、卒業後もこれかな?と思う仕事を始めてみて、悩み考え次やるべきをみてきました。まぁかなり周り道もしましたが…。
でも、それからもずーーーと悩んで考えて、気がつけば50歳が目の前に来て、未だ悩みながら仕事したり絵を描き続けたりしています。
これは苦しいように聞こえるかもしれませんが、常に悩み考え続ける事で次やるべきを見いだし人間は成長していくことができるんだと私は思います。新しい挑戦ができることも悩み抜いた一つの方向性であって、次を見て挑戦して結果はまちまちですが、失敗も成功も余計なこともいろいろ含めて、私は悩み考え抜いた先にある次への挑戦が人生を豊かにして幸と感じることができるんだなと思います。
大人になっても悩むことばかりです。若いうちにたくさん悩み考えることを当たり前に、次やるべきを見つけられる大人になってくださいね。
人生を豊かにしていきましょう。
やっと始まりますね。みんな頑張れ!