現在中1の英語では大きな数の言い方と疑問文を学んでいる。先日の授業ではブロードウェイミュージカル「RENT」の挿入歌である”Seasons of Love”のディクテーションをしてみた。
(「RENT」は日本でも何度も公演されており、調べてみると今年は25周年とのことで、奇遇にも4年ぶりに先日まで再演されていた。)
“Five hundred, twenty-five thousand six hundred minutes
How do you measure a year?”
1年は52万5600分、その時間を何を基準に測るかは人それぞれだけれど、愛で測ろうというテーマの歌で、何度も繰り返し歌われる52万5600分と疑問文が、今ちょうどいいリスニング教材だったのだ。
ディクテーションのあとに、How do you measure your year? という題で、君たちは1年という時間の流れを何で感じるかを聞いてみた。 以下は生徒たちの回答。 「身長」 「四季」 「家にある日めくりカレンダー」 「ゲームの進行具合」 「増えたポケモンカードの数」 「買った本の数」 「自分ができるようになったことの数」 「消しゴムの減り具合」 「お年玉の減り具合」 「100メートル走なら今は80メートルくらいにいます」 いろいろな答えがあり面白かった。
ちなみに私自身は「2022年の秋から始めた5年日記」である。これを書いている9月19日、2年前には「たまごかけご飯の黄金比率」が記されている。
1人の生徒が「52万5600分なんて、意外に短いな。」とつぶやいた。そう、1年は思っているより短い。中学生になってから1年は経過していないけれど、2024年も残り3ヶ月半。
日々を大切に、1時間1時間を大事に。生徒たちの1年が彩り豊かで、実り多いものであるよう、そのお手伝いをこれからもしていきたいと思う。