9月28日(土)・29日(日)の両日、いよいよ文化祭が開幕します。 今、生徒たちは、それぞれの持ち場で、文化祭の成功に向けて心を一つにして活動しています。
中学では、演劇と発表の二本立てで、日頃の学びの成果を発表します。特に演劇は、生徒たちのオリジナルな発想と情熱が爆発する、見逃せないステージです。
文化祭のような大きなイベントでは、リーダーシップを発揮する生徒が注目されがちです。確かに、リーダーの役割は重要です。しかし、リーダーだけで文化祭を成功させることはできません。
例えば、演劇では、主役を輝かせるための照明や音響、そして、舞台裏でのサポートなど、様々な役割が求められます。これらの役割を担うのは、まさにフォロワーシップを発揮する生徒たちです。
リーダーが舞台の上で輝く星だとすれば、フォロワーは、その星を支える大地のような存在です。互いの役割を理解し、協力し合うことで、初めて文化祭は成功し、素晴らしい思い出となるのです。
もちろん、イベントを進める中で、予期せぬトラブルが起こることもあります。そんな時こそ、フォロワーシップの真価が問われます。リーダーをサポートし、チーム全体で問題解決に取り組む。そうした経験を通して、生徒たちは、困難を乗り越える力、そして、チームワークの大切さを学びます。
日本学園の文化祭では、リーダーシップだけでなく、フォロワーシップも大切にします。なぜなら、リーダーシップとフォロワーシップは、車の両輪のように、互いに補い合いながら、より大きな力を生み出すからです。
文化祭を通して、生徒たちは、リーダーシップとフォロワーシップのバランスを学び、多様な才能を持つ仲間たちと協力することの喜びを味わうでしょう。そして、この経験は、将来、社会に出てからも、きっと大きな力となるはずです。