2月15日(土)、日本学園柔道部にフランスの柔道クラブの皆さんが稽古に参加してくださいました。小さな子どもから大人まで、総勢28名。異国からの訪問に、生徒たちは緊張し、言葉の壁に戸惑う場面もありましたが、稽古が進むにつれて、技を交わしながら次第に心の距離が縮まっていきました。
稽古が終わる頃には、すっかり打ち解け、英語やジェスチャーを交えながら笑顔で交流する姿が見られました。柔道が国境を越えて人と人を結びつけることを、改めて実感する貴重な時間となりました。
そして、2月18日(火)。本校柔道部のコーチが新たな道へ進むため、送別稽古を行いました。生徒一人ひとりと真剣勝負の乱取りを交わし、その一つ一つが、言葉を超えた感謝の表現のようでした。最後には、私も参加し、コーチとの稽古をかみしめました。
新しい場所で、新たな挑戦をするには、大きな勇気が必要です。しかし、その挑戦こそが成長につながることを、コーチは最後の稽古を通じて生徒たちに示してくれました。3年間、共に汗を流し、喜びも悔しさも分かち合った時間は、かけがえのない財産です。
コーチ、本当にありがとうございました。これからも、教えていただいたことを胸に刻み、稽古を積んでいきます。
また、ぜひ道場に顔を出してください。そして、成長した生徒たちと、再び真剣勝負をお願いします!