4月29日(土)に、安田学園体育館にて関東大会予選(2日目)が行われた。関東大会へは東京代表として12チームが出場できるが、2日目からはトーナメント戦となり、ここでベスト8までが決定する。
試合結果
ベスト32賭け 対 淑徳巣鴨高校 25−17,25−18
ベスト16賭け 対 高輪高校 25−16,25−7
ベスト8賭け 対 安田学園高校 25−22,22−25,20−25
1試合目は大型アタッカーを擁する淑徳巣鴨高校と対戦した。
1セット目、序盤はミスを連発するなど中々流れを掴むことができず、10−12とやや劣勢の状態であった。しかし、やっと歯車が噛み合ってきて、そこから反撃に出た。4連続ポイントで14−12と逆転し、さらに19−14と相手を引き離した。最後は相手のミスなども絡み一気に決着をつけた。
2セット目、序盤は6−6まで拮抗した展開であったが、ブロックポイントを機に9−6と若干引き離した。一気に行きたいところではあったが、相手も高さを生かした攻撃で11−10まで追い上げてきた。しかし、本校も落ち着いて対応し、サーブポイントやブロックポイントなどで流れを掴み17−11と再度引き離した。終盤は一進一退の攻防であったが、最後まで慌てることなく勝つことができた。
2試合目はベスト16を賭けて高輪高校と対戦した。
1セット目、序盤から勢いを持って4−0と良いスタートを切ることができたが、徐々に相手もリズムを取り戻し7−6まで追い上げられた。その後ブロックポイントなどで流れを引き戻し16−9と再度引き離しにかかった。最後まで勢いを持続させたいところではあったが、相手のタイムアウトを機にそこから4連続失点し16−13まで追い上げられてしまった。その後は我慢の展開であったが、終盤は相手のミスから流れを呼び戻し一気に決着をつけた。
2セット目、スタートダッシュを図り、相手の反撃する隙を与えず最後まで集中力を持って、ほぼワンサイドで勝つことができた。
3試合目はベスト8を賭けて安田学園と対戦した。相手は強豪校ではあるが、選手達もこの試合に向け気持ちも入っていた。
1セット目、序盤の入り方は決して悪くは無く8−5と若干リードした場面で相手がタイムアウトを取った。それを機に、相手も勢いをつけて13−12まで追い上げられたところで本校もタイムアウト。そこで立て直すも相手も一歩も譲らず拮抗した展開が続いた。18−19と逆転されたところで2回目のタイムアウト。そこから3連続ポイントで21−20と再度逆転し、相手も2回目のタイムアウトを取った。緊張感のある展開であったが、最後は相手のミスにより流れを掴みセットを取ることができた。
2セット目、選手の疲労度を考えても、できればここで決着をつけたいところではあった。スタートで2失点するもその後立て直し4−2とし、相手は早くも1回目のタイムアウトを取った。その後は流れがどっちに傾くか全く予測できない展開であった。ブロックポイントなどで12−8と若干引き離し、相手は2回目のタイムアウトを取った。そこからはお互い一歩も譲らない状況であったが、16−13からスパイクミスやレシーブミスが立て続けにあり、本校も1回目のタイムアウトを取った。しかし流れを変えることができず、16−17と逆転されてしまった。本校も踏ん張りたいところではあったが17−20まで差が開いてしまい2回目のタイムアウト。再度勢いを取り戻したいところではあったが及ばずセットを取られてしまった。
3セット目、明らかに本校の選手に疲労の影が見られた。案の定、序盤から相手に一気に攻め込まれ、1−4となったところで早くも1回目のタイムアウト。その後も流れを断ち切ることができず、ズルズルと4−9まで引き離され2回目のタイムアウトを取った。その後は踏ん張りつつも点差を縮めることができず中盤で8−16のダブルスコアまで点差が開いてしまった。もはやここまでかと思ったが、満身創痍の状態で粘りを見せ、少しずつではあるが徐々に点差を縮めていった。しかし、最後は一気に振り切られベスト8の壁をぶち破ることができなかった。
ベスト8で関東大会出場を目指してはいたが、やはりその壁は高かった。
しかし、関東大会出場のチャンスが奪われたわけではない。
5/7(日)電大高校で代表決定戦を行い、ベスト16のチームが残り4校の
枠を賭け片側4チームのリーグ戦を行い、それぞれ上位2校が関東大会に出場できる。対戦相手は決まっており、第1試合目で成蹊高校、第4試合目で日大三高、第6試合目で上野高校とリーグ戦を行う。
今まで対戦したたくさんのチームの思いや、本校のバレー部を色々な形で支えてくださっている方々のためにも、何としてでも関東大会への出場権を得たいと思う。