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表象文化研究部

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2019春の遠征①「奇想の系譜」(上野 東京都美術館)

投稿日2019/3/28

毎年、表象文化研究部では春休みに東京都内の美術館をはしごする「春の遠征」を実施しています。この活動をもって、今年度の活動は終了し、来年度の活動の準備に向かいます。今年の「春の遠征」に卒業したばかりの鎌田先輩も参加してくれました。彼はこの表象文化研究部をここまで大きくしてくれた立役者の重要なひとりで、彼なしに京都合宿・鎌倉合宿・金沢合宿の充実はなかったと思います。顧問として心から感謝します。

さて、今回の遠征ですが、3か所行きました。参加者は、中2廣岡・佐藤 中3杉田・甘利・中山 高1大竹 高3鎌田と副顧問Jamy先生そして私で、①「奇想の系譜」(東京都美術館)②「ル・コルビュジェ」(国立西洋美術館)③「国津神」天明屋尚(てんみょうや ひさし)(ミヅマアートギャラリー)という3か所。

 

予定時間をややオーバーし、みんなでじっくり鑑賞しました。少々疲れましたが、いつものことながら美術を見た後の充実した疲れで、私は個人的には②の展示が一番びっくりしましたが、生徒たちは①のフアンが多く、中には②③のおもしろさに目を奪われた生徒もいました。

「奇想の系譜」という企画は、1970年に出版された辻惟雄氏の本がもとになっています。今は文庫本でも読めるものですが、これまでの日本美術史にカウンターパンチを食らわせた画期的な視点を作り出した有名な本です。忘れられた系譜を掘り起こして、人々にその新奇さや画期性を訴えました。実に50年後にこの本で紹介されている画家たちの画を目にしているわけですが、今見てもとても新鮮で、驚きをもって鑑賞できます。今でこそ超メジャーになっていますが、伊藤若冲・曽我蕭白・岩佐又兵衛・長沢芦雪・白隠・狩野山雪・鈴木其一・歌川国芳などは当時はまだまだ異端の系譜の画家たちでした。特に、蕭白・国芳にはみな衝撃を受けたようです。

 

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