昨年はシェイクスピア劇「トロイラスとクレシダ」を見に行きましたが、今年は有名な「ヴェニスの商人」に行きます。映画では金貸しのシャイロック役をアル・パチーノが演じています。ユダヤ人をめぐる問題は、ナチスドイツの差別・迫害の問題だけではなく、最近アメリカでも事件がありましたし、シェイクスピアの時代(16世紀~17世紀)の時代ー資本主義が勃興してくる時代に、すでに芝居のなかで扱われていることは知っていていいと思います。
この話は、いくつかの演出方法があるようですが、特に女性主人公のポーシャが、男性判事に男装するおもしろい展開をみせる場面もあり、とても楽しめます。明治大学の生徒達が、大ホールで毎年無料で見せてくれるこのイベントに今年も参加します。