たいへん混んでいる今年話題の美術展「東山魁夷展」に行ってきました。何よりも唐招提寺御影堂障壁画が来ています。ふすま絵ということもありますが、海の波を描いたものをのぞけば、色を抑えてとても不思議な雰囲気を醸し出しています。それ以外の東山魁夷の絵の色彩のすごさは、目を瞠るものがあります。海外のどんな名画もこの色彩やトーンを出せないなと思いました。一見の価値があります。
ピエール・ボナールはオルセー美術館での回顧展で歴代2位の来場を記録した画家です。ちなみに1位はゴッホ。こちらも色彩の画家と言っていいと思います。同じ美術館でやっていますので、こちらもどうぞ。