11月14日に「第4回東京都高等学校ボードゲーム選手権兼交流大会」が実施されました。
この大会は「東京都高等学校ボードゲーム連盟」が主催し、連盟に加盟している各校のボードゲームを主体として活動する部が一堂に会する大会です。選手権大会は競技性を重視しスキルアップを、交流大会は他校の部員との交流を主な目的として開催されます。昨年度はコロナの影響で交流大会は中止、選手権大会は「フレンドリーマッチ」としての規模を縮小しての開催となりました。
今年度も当初6月に交流大会を予定していたのですがコロナが収まらず延期になりました。ようやく収束しつつある11月に選手権大会・交流大会を1日で開催する見込みが立ち今回の開催となりました。
選手権大会は「モノポリー」「カタン」「カルカソンヌ」の3つのゲームを行い、学校(チーム)対抗で優勝を目指して争います。モノポリー、カタンは同じ学校のチームが同じテーブルにならないよう組み分けをして3ゲーム行います。カルカソンヌも同様ですがこちらは1vs1のためリーグ戦を行い、その結果をもとにスイスドローを行います。ゲームのルールは若干の特別ルールがあるほかは基本的には各ゲームのルールにしたがってプレーします。
今回、本校からの出場メンバーは高1と進路が決まった高3計11名。高3生は7月に開催予定だった会長杯が延期になり高校生として大会に参加する機会がもうないかな?というところでの大会です。一方高1生で高校から入部した新入部員はこの大会が外部の大会のデビュー戦になりました。初めての外部の大会でどこまで力を出せるかにも注目です。
今回の選手権大会には以下の学校が参加しました。※カッコ内は各校の部活動の名称です
中央大学杉並高等学校(思考ゲーム研究会)
東京実業高等学校(卓上遊戯研究部)
武蔵高等学校中学校(卓上遊戯愛好会)
一ッ葉高等学校立川キャンパス(ボードゲーム同好会)
日本学園中学校・高等学校(モノポリー部)
↑開会式直後、第1ゲーム開始前の準備中。それぞれプレーするゲームの卓に着席します。
↑大会の取材に見えられた方も。各ゲームともどんな展開になるでしょうか?
↑モノポリー第1ゲーム。すでにライトブルーとレッドがまとまった状況ですが、レッドが2軒に対し
ライトブルーがホテル。現状ではライトブルーが一歩リードといったところでしょうか。
↑こちらは第1ゲームの別テーブル。ほとんど権利書は売れており、どのタイミングで交渉を始めるか?
という局面にさしかかっています。
↑カルカソンヌの対戦中の様子です。お互いミープルをだいぶ使っての中盤戦。ミープルを
回収できるかがカギ?
↑カタン、こちらは決着がついたようです。スコアを書き込んでいきます。
↑第1ゲーム、ライトブルーに対抗して今まで家がなかなか建たなかったレッドをまとめて引き取った
ところ。追撃なるか?
↑バンカーは本校の生徒が担当(STAFF腕章をつけています)。ただお金のやりとりをするだけでなく
局面の推移をきちんとみていかなくてはいけないので気の休まる時間はありません。
↑出番がなくてもゲームの様子が気になって見ている生徒も。ゲームを通して常にどこかのテーブルに
人だかりができているといった感じでした。
↑オレンジ~グリーンまでまとめて家が建ち、いわゆる「殴り合い」の局面に。ダイス運にも恵まれるか
運命の一投?!
一手一投ごとに歓声が上がるテーブルもあり、久々の大会ということもあって大いに盛り上がりました。
本校の生徒もプレーヤーとしてゲームに参加したりバンカーを務めたりと忙しかったですが一生懸命
プレーしていたようです。
選手権大会は午前中で終了し、結果は以下の通りになりました。
Aチーム 総合6位
(モノポリー3位、カタン11位、カルカソンヌ6位)
Bチーム 総合5位
(モノポリー優勝、カタン6位、カルカソンヌ9位)
※モノポリー、カルカソンヌは10チーム参加、カタンは12チーム参加(ワイルドカード2チーム含む)
モノポリーは第1回と同様に優勝ー3位という結果を残すことができました。1年生のほとんどが大会初参加でしたがよく頑張りました!おめでとう!