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鉄道研究部

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真岡鐡道の蒸気機関車

投稿日2022/5/20

2022年5月8日(日)

茂木駅・SL撮影・昼食―(真岡鐡道)―真岡駅…SLキューロク館・見学…真岡駅―(真岡鐡道)―下館駅・SL撮影―(関東鉄道)―水海道駅水海道駅―(関東鉄道)―守谷駅―(つくばエクスプレス)―北千住駅・解散

茂木駅で蒸気機関車を撮影し、昼食を食べた後、再び真岡鐡道に乗り、真岡駅へ行きました。真岡駅の駅舎は、蒸気機関車の形をしています。1997年に建設されました。1997年に「地域の核として期待される巨大な蒸気機関車の複合施設の駅」として、関東の駅百選に選出されました。

真岡駅のホールには、鉄道模型の展示や真岡鐡道のグッズの販売が行われたいました。部員達は真岡駅の記帳所にて鉄印を記帳しました。2020年より、第三セクター鉄道等協議会と加盟各社が、同協議会に加盟する40社と関係会社の連携事業として、地方鉄道と沿線地域の振興を目的とした「鉄印帳」と「鉄印」の販売をはじめました。鉄研の部員達は、全国の神社や寺院を回って御朱印を頂く「御朱印帳」のように、全国の鉄道会社を訪れて「鉄印帳」に「鉄印」の記帳が受けています。

真岡駅には、SLキューロク館という展示施設があります。真岡市は、井頭公園で展示されていた蒸気機関車9600形49671号機を、真岡駅東口に移設展示しました。他の廃車された車両も外観を整備して、移動させ真岡駅全体SLミュージアムとして観光地としました。2012年7月には、展示車両のひとつであるスハフ44 25を駅構内へ搬入しました。

2013年4月28日には、SLキューロク館が開館しました。館内に展示している9600形蒸気機関車が大正時代の代表的な蒸気機関車の一つであり、太いボイラー、短い化粧煙突、低い二つのドームにかたどられ、「キューロク」の愛称で親しまれたことから「SLキューロク館」と名付けられました。本日は、館内にて蒸気機関車D51146と9600形の運転会が行われていました。

部員達は、蒸気機関車を撮影したり、蒸気機関車に連結されて動く車掌車ヨ8000形貨車に乗りました。真岡駅を見学した後、下館駅へ戻りました。

下館駅手前のカーブ区間で、下館駅へ向かう蒸気機関車C12が牽引する快速「ましこ」と、下館駅を折り返しDE10の牽引で真岡駅へ戻る快速「ましこ」を撮影しました。

蒸気機関車の走行を撮影した後、下館駅へ戻り、関東鉄道、つくばエクスプレスを乗り継ぎ、各自の課題レポートを確認し、北千住駅で解散しました。今日の活動は晴天にも恵まれ、楽しく鉄道旅行が出来ました。

中1B組 マイ  キューロク館の保存車両

9600形蒸気機関車49671号機

1920年(大正9年)に川崎造船所兵庫工場で製造されて以来、1976年に廃車になるまで北海道で活躍していた。その後、長らく真岡市の井頭公園で展示されていたが、2012年に圧縮空気で自走できるよう整備が行われ、2013年にSLキューロク館に移設、動態保存された。現在は、体験運転に使用されている。

D51形蒸気機関車146号機

1938年(昭和13年)に日本車両名古屋工場で製造され、1976年に廃車になるまで北海道で活躍した機体。2015年まで静岡県で展示されていたが、同年真岡市が譲り受けた。49671と同様、動態保存され圧縮空気により自走できるよう整備されている。

スハフ44形客車25号機

1954年(昭和29年)に製造された北海道向けの車両で、急行「ニセコ」の客車として活躍した。2012年に真岡駅に移設され、SLキューロク館内で展示が開始された。車内は休憩スペースとして開放されている。

ヨ8000形貨車(車掌車)

1974年から製造が開始された車両で、貨物列車などに連結し、車掌が乗車するための車両。SLキューロク館では2両が展示されており、うち1両は49671の運行時に連結し、実際に乗車することが可能(有料)。

キハ20形ディーゼル気動車

老朽化した気動車の置き換えとサービス向上を目的に、1957年に誕生した旅客用車両で全国各地のローカル線で活躍した。この247号機は、1988年4月の真岡線第三セクター転換時まで、地域の足として真岡線を走っていた1両。

DE10形ディーゼル機関車1014号機

ローカル線での貨物列車牽引や入換作業を目的に、1966年から製造が開始された中型ディーゼル機関車の1014号機。大阪貨物ターミナル駅での入換作業やJR四国の〈アイランドエクスプレス四国〉の牽引機として活躍した後、真岡鐵道で使用中の1535号機の部品取り機として購入された機体。

ワフ15形貨物緩急車

列車にブレーキを掛けるための装置が取り付けられた車両で、貨物を搭載する車両に車掌や制動手が乗るための乗車口が取り付けてあり、緩急車の内現存する最も古い車両のうちの1両。

ト1形無蓋貨物車

積載量10トンの小型無蓋貨物車で、1940年(昭和15年)に日本車輌で製造された。

ワ11形木造有蓋貨物車

蒲原鉄道ワ11形は、積載量10トンの小型有蓋貨物車。昭和初期に新潟鐵工所で製造された。当時は、既に貨車でも鋼鉄で製造されていたが、地方私鉄向けとして躯体以外はすべて木材で構成されている。木造車体の貨車のうち現存する最も古い車両のうちの1両です。

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