2022年10月4日(火)
代田橋駅…明大前駅…下高井戸駅…桜上水駅…上北沢駅…八幡山駅…芦花公園駅…千歳烏山駅…仙川駅
1998年10月31日(土)の放課後、2001年10月2日(火)日学祭の代休、小田急電鉄梅丘駅-成城学園前駅間の地上線時代の風景を撮影しておきました。今となっては、大変良い資料となっています。
そこで、今年度の日学祭の代休では、京王電鉄代田橋駅-仙川駅間の風景を撮影しました。京王電鉄では、東京都と地元区とともに、笹塚駅-仙川駅間にて、道路と鉄道との連続立体交差事業を行っています。笹塚駅-仙川駅間約7.2kmの区間を高架線にし、25箇所の踏切を撤去し、7箇所の都市計画道路を立体化し、側道を整備する事業です。代田橋駅・明大前駅(京王線)・下高井戸駅・桜上水駅・上北沢駅・芦花公園駅・千歳烏山駅が高架駅となります。
代田橋7号踏切、井ノ頭通りの交差です。車通りが多く、何時も混みあっています。この付近の橋げたの建設が一番早く始まりました。
明大前駅の南側の風景です。写真に写っている道路は、明大前駅から日本学園への通学路になっています。今の京王線明大前駅の南側にホームが建設され、相対式ホーム2面2線から島式ホーム2面4線の駅になります。明大前駅が大きくなり、写真の左手にはロータリーも整備され、明大前駅から日本学園への通学がより便利になります。
下高井戸駅です。改札口前にある下高井戸1号踏切は、下高井戸商店街の通りが斜めに交差する踏切で、かつては係員が手動で遮断機を操作する第1種乙踏切でした。東京急行電鉄世田谷線との接続駅で、京王線のすぐ隣に世田谷線の下高井戸駅があります。部員たちは世田谷線の写真も撮影しました。
桜上水駅です。駅の北側にはかつて桜上水工場・桜上水検車区があったが、1983年に若葉台工場・若葉台検車区に移転しました。電車留置線があり、新宿寄りの車両拠点となっています。駅の南側に高校があり、朝は高校生の通学で混雑します。2008年に広々とした橋上駅舎ができました。
八幡山駅近くの環状八号線との立体交差です。環状八号線の建設により、1970年より高架駅となっています。
芦花公園駅近くのカーブ線です。本線の奥に10両編成対応の高架の電留線が2本あります。非常時の折り返し運転の際に使用されるほか、毎日夜間に2編成が留置されています。この留置線は連続立体交差事業に伴い廃止される予定です。
千歳烏山2号踏切です。千歳烏山駅は、1957年までは島式ホーム2面4線の駅でしたが、京王電車の編成増結により、ホームを伸ばすために待避線が撤去されました。その代わりに金子駅、現在のつつじヶ丘駅の配線が島式ホーム1面2線から島式ホーム2面4線に変わりました。現在の千歳烏山駅の1日平均乗降者数は、コロナ禍前には8万人を超えていました。いつもホームが混みあっています。2015年には準特急が、2022年には特急が停車する様になりました。立体化事業が完成すると、島式2面4線の駅になり、駅前広場も整備されます。
仙川を渡る鉄橋です。この辺まで立体化事業により高架線となります。部員たちは、代田橋駅から仙川駅まで、京王電鉄の風景を撮りながら6kmほどの道のりをのんびり歩きました。今後、立体化事業が進んだら、その都度、風景の変化を撮影したいです。