「辻料理学校」の片山教授をお招きして、『フランス料理の出張講座』を開催していただきました。西洋料理がご専門の片山先生、本格的かつ家庭的、お味も見栄えも抜群の「チキンのクリーム煮」を教えてくださいました。クリスマスシーズンの今にぴったり。
ポイントは、チキンと野菜からでるエキスのスープを煮詰めて、うまみの凝縮したソースを作ること。この基本をマスターすれば、今回のようにクリーム煮にしたりとアレンジもきき、これは西洋料理を志すとき一番はじめに習うことだそうです。
片山先生、お料理の技術もさることながら、お話もとってもおもしろく、男子校料理部(!)日本学園仕様で
「これは女の子が喜ぶぞ」「これおねえさんが嬉しがるやつね」「これはわぁ☆かわいい~☆の歓声もの」
シャイでクールな本校の硬派な部員たちも、平静を装いながら心のノートにしっかりメモしたことでしょう…!
軽快なトークと同時進行でてきぱき動き続ける先生の指先
「女の子の『何食べたい?』『あたし何でもいいー☆』は信用しちゃいかんよ」
くるくるくるくる魔法みたいに動かすナイフ
「それでラーメン屋とか連れてくと途端に機嫌が悪くなるんだぜ…わけわからん。」
トマトの皮でお皿に薔薇が咲きます
「これ耳掛けロングヘアーのおねえさんうっとりのやつね」
お砂糖を煮詰めて、飴細工の実演
「おお~…」重低音の感嘆の声…
いつものプリンもあっという間にホワイトクリスマス仕様☆
初めてプロの方にお料理を習うということで緊張の部員たちでしたが、みんなの笑顔が咲いた素敵な時間でした。
改めて片山先生、このたびはあの短時間で本当にたくさんのことを教えてくださり、ありがとうございました。
素材の味を最大限に引きだす、シンプルで濃厚な西洋料理の魅力、それを味わう時間と空間。
そして、このHPに目を留めて下さり、このような機会を下さったCSカンパニーの大久保さんにも心より感謝申し上げます。「CS」とは「クラブ・サポート」、学生のクラブ活動を支援し、夢への一歩をお手伝いする会社だそうです。素敵なお仕事です。「学校が好きですから」とお話して下さった大久保さんの笑顔がとても爽やかでした。
みんなの夢を応援する大人もたくさんいます。好きかもと思ったら、まずやってみる。日本学園でそんな毎日を過ごして下さいね。