「エコール辻」の片山先生が来て下さり、『イタリアン 出張料理講座』を開催して頂きました。
20名以上の生徒が参加し、とても楽しい講座になりました。
昨年フレンチを教えて下さいました、西洋料理ご専門の片山先生☆
昔テレビでやっていました料理番組『どっちの料理ショー』でシェフもされていた先生です☆
今回は『クリームパスタ』を教えて頂きました。材料はこちらです。
パスタにも色々な種類がありますね。スパゲッティやリングィーネ、ペンネにフェットチーネ、ラザニア・・・
片山先生のそんなお話から始まりました☆
今回は平打ち麺「タリアテッレ」でした。
まずは先生がお手本を見せて下さいます。
「熱い料理は熱いうちに、冷たい料理は冷たく、が料理の基本」とのことです。
それから「塩加減」も大切です。パスタを茹でるお湯に入れるお塩は、「お味噌汁より少ししょっぱいくらい」がいいそうです。%より舌で覚えるのがいいですね。
この日のお湯には岩塩を。
はじめに全工程を一気に見せて頂きます。手早さが勝負のクリームパスタ、みんな必死に見て聞いて覚えます。
玉ネギやキノコ、ハムなど炒めるごとに軽く塩を振るのもポイントです。
それから「お味見」。お塩を使うとき、麺の茹で加減を確かめるとき、いつも先生ササッと「お味見」です。
この日それを聞いたみんな、煮詰めたスープや熱々の麺をササッとスマートに「味見」していて、それは手慣れた料理人のようでとてもサマになっていました☆
①まずは玉ネギをみじん切り、ハムを細切り、マッシュルームを薄切りにします。
たっぷりのお湯にお塩、タリアテッレを茹で始めます。
②熱したフライパンにバターを溶かし、玉ネギを焦がさないように炒めます。片山先生、「弱火とか中火とかわかんなかったら、強火か消す!男子はこれが一番!」とのこと!
バチバチジュージュー音がしてきましたら、焦げ始めているということ、そしたら火を止めてしまいます。
余熱で炒め、また強火、を繰り返せばビギナーも焦がすことはない、とのこと☆
これには家庭科の梶井先生も感嘆の声でした☆
③ハム、マッシュルームも炒めます。
④白ワインを入れて煮詰め、アルコールを飛ばします。
⑤チキンスープを入れます。
⑥生クリームを入れます。ここからはグツグツ煮立てないように注意します。
⑦少しかために茹でた麺をフライパンのソースと合わせ、おろしたてのパルメザンチーズを半量いれます。あとの半量は盛り付けてから振りかけるといいですね。
⑧バジルをちぎって混ぜ込んだり、飾ったり、お好みで。
白ワイン、スープ、チーズにバジル・・・家庭科室はもうとってもいい香りです。
出来上がりました☆
待ちに待った試食タイム☆
私も部長に作ってもらったパスタを頂きましたが、本当にすごく美味しかったです☆
顆粒のチキンスープですとか、家庭にある作りやすい分量で教えて下さり、この本格的なお味、さすがの片山先生です。
これがクリームパスタの基本です。これをマスターしてしまえば、冷蔵庫にある食材でアレンジがききますね。
忘れないうちにご家庭でぜひ作ってみてくださいね。なんでもない日にみんながこんなクリームパスタ!をもし作って差し上げたら、おうちの方大喜びです。
「塩加減」「味見」「手早さ」、
下味を付けてじっくり焼くお料理や、オーブン料理、お鍋でコトコト煮込むお料理とはまた違った手軽さ、美味しさ、男子向きでした☆
ぜひ再現してくださいね。
片山先生、小さなナイフであっという間に飾り切り
飴細工の実演にみんな思わず歓声と大きな拍手!
お料理を習ったあとも生徒たち、卒業後のことや仕事のことなど片山先生とお話させて頂いていました。
雨の月曜日でした。お足元の悪い中、片山先生本当にありがとうございました。また、このような機会を下さった「CSカンパニー」の大久保さんにも心より御礼申し上げます。
「CSカンパニー」・・・「クラブ・サポート」の会社、大久保さんは「文化系クラブ」をご担当されていらっしゃるそうです。8月の「寿司職人」体験オープンキャンパスもご紹介頂きました。
またご案内しますね。
学校は決して勉強だけを学びにくる場所ではないですね。日本学園がみんなにとって、学習面はもちろん友達や先生との出会い、一緒に楽しむ課外活動、そして6年間・3年間を通して「夢を見つける」場所であってほしい、と思います。
学校という場でできるたくさんのことを経験させてあげたい、と思う毎日です。