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SIR コンセプトペーパー提出

投稿日2019/1/20
1次予選を通過したSIR (Social Innovation Relay) は10日を締切にコンセプトペーパーという詳細のアイディアを提出しました。
この内容により2次予選通過が21日に確定します。
 
この提出にはNN生命の長田さんが日本学園のメンターとしてアイディアをチェックして頂きました。
指摘は適切で、その指摘に対してすべてを網羅することはできなかったかもしれません。
ですが、締め切りまでにできる全力を尽くしました。
 
提出したコンセプトペーパーはこちらです。
 
NN生命の長田さんのコメントは下記のとおりです。すべて的をついていることばかりでした。
ここまで考えなければならないよね、と生徒と話し合い最終的な詰めを行いました。
 
 

①「得られる効果」と「ニーズと成果」について

「安く泊まりたい」だけでは町田市でなくとも他の選択肢が出てきます。

「東京から近い」ということが利点として挙げられますが、急行で30分ですと例えば反対方向ですが茨城あたりまで行けます。

他に物価も安く宿泊費も安く設定できる地域が選択肢として出てくるでしょう。

「実践と販売」「活動」「リソース」あたりで「町田市でなければならない理由」をもう少し教えてください。

「地元のスポーツチームとのコラボ」は町田市特有の良い案ですが、より具体的に「町田市」を前面に出していただきたいです。

 

②「ターゲットグループ」について

私はこの原案を拝見したときのターゲットとして、「旅行者」だけではなく日本文化や言語を勉強したいロングステイの外国人をイメージしました。

ロングステイは安定的に空室を埋めてくれるという大きなメリットがあります。

安く泊まりたい・東京で遊びたいだけの旅行客ですと町田には寝に帰る、となってしまい、地元の商店街へお金が落ちません。

①の話と重複しますが、町田市で外国人や旅行客が喜ぶ観光地や名産物はないでしょうか。

そこをきっかけとして、「町田市を楽しんでもらう」プランを考えてください。

「リソース」として、地元の活性化に一役かっていただけるボランティアを確保してもいいと思います。

貴校にいらっしゃるような志高い高校生もボランティアスタッフとして活躍できるのではないでしょか。

お互いの言語を勉強する場を設けたり、地元の人にしか分からない楽しみを案内できると思います。

 

③民泊の価格設定について

民泊は現在注目されている宿泊施設のひとつであるとともに、価格競争が激しくなっているようです。

https://messe.nikkei.co.jp/ac/news/138001.html

1,000円台でメリットがでる」という点をもっと詳しく説明してください。

複数人泊まれるとのことですが、(可能であれば)平均間取りや平米数も具体的に記載してください。

参考までに、下記民泊運営にかかわる費用について説明しているサイトを紹介します。

https://min-paku.biz/knowhow/airbnb-pricing.html

ターゲットグループとして「市役所」が記載されていますが、市の協力が得られるようなプランにまとめるとより大きなイベントに挑戦できそうですね。

そのためにも、利益の確保は優先課題です。

 

総じて、「町田市ってこんなに楽しいところ!」と感じるようなペーパーにまとめてください。

自分が市外の人間だとして、是非行ってみたい!というような魅力的なプランをお待ちしています。

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