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バスケットボール部

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つれづれなるままに~新人戦支部大会①~ 

投稿日2021/11/10

 10/24(日)より東京都内各校にて「新人戦支部大会」が始まった。昨年はコロナ禍の煽りを受け、春夏の大会は中止。よって冬は「2020 Tokyo Thanks Match」と名称を変え、無観客の中、開催された。にちがく勢はその大会にてbest8という名よな結果を遺した。
――あれから早、1年――。まだ予断ゆるさぬ社会状況だが少しずつ、日常が戻りつつある。だから此度の大会開催は喜びの前に安堵の思いの方が勝っている。3年生は既に引退し、それぞれの進路実現に余念がない。生きのいい新チームが夏に発足してからいろんなことがあった。それを振り返ると辛くなるので触れずにおく。決して恵まれた環境下の中での練習ではなかったが未来に光明を見出すべく只管、練習に打ち込んできたにちがく勢。
 だから今回の大会に賭ける思いは一入ならぬものを感じる。しかし懸念事項が一つ。公式戦初という選手が殆どで、また長く練習試合もできぬ状況で迎えた初戦は極度の緊張に覆われるのではということだった。でもそれは杞憂に終わった。水を得た魚の如く、コートを所狭しと走り、相手のボールをフロントコートに運ばせない。気がつけば大量得点、ベンチメンバー全員の活躍によってもぎ取った貴重な勝利からから始まった。
 続く2,3回戦も勝利を収め、無事、年明けに行われる東京都本大会に出場を決めた。ただ課題の噴出した試合内容だったことはいうまでもない。検証ではなく反省すべき点が多く、改めてにちがくが古くから掲げる部訓である「心技一体」に込められた意味を再確認する必要がある。個々の技術も然ることながら、そもそも心(意識)有りきではなかろうか。ボール、勝つことへの執念と併せて、試合に臨む姿勢やバスケ以外のところでの振る舞いも少なからず影響を及ぼすものと私は思っている。福岡第一の川村選手は24時間×3年間=バスケだったに違いない。今のにちがく勢のバスケ熱量はいかほどだろう。
 「卵」が先か「鶏」が先か? 「欲望」が先か「モノ」が先か? 不毛なこの選択論は様々な状況によって順番が変わる。しかし「心」が先か「技」が先か?はどんな時も「心」ありきではないだろうか。不安、自信がない、負けるかもではなく「絶対!!!○○」と例えはったりでも自己暗示でもいい。強い熱い気持ちが技術を上げ、チームのモチベーションupへと繋がろうか。
 後、3試合勝てば支部優勝になる。そしてbest8に続くbest9~13にランクインする。時間はない。しかしそれは言い訳に然り。目的もって朝練を行い、シュート率高めたし。自信も熱い気持ちも不断の努力が全てだ。
 今の3年生のK君は悔しさと向上心をバネに3年間、午前5時過ぎからシュート練習をしていた。それは彼にとって大いなる自信を育み、チームに貢献してきた。要はやるか否かだ。

 

 

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