11/14(日)、小春日和の空の元、支部4賭けの一戦が東京都立駒場高校にて行われた。対戦相手は東京都立狛江高校。春にも一度、顔を合わせている。
序盤のもたつきはさることながら、シュート率の低さはずっと続いた。折角、いいディフェンスからの攻めに転じてもフィニッシュを決めきれなくてはチームのモチベーションにも波及し、相手を勢いづかせることにもなる。幸い、敵のシュート率もよくないのでなんとか凌げているが、打点が定まってきたら?といった感じ。
「シュート練、してんの?」「・・・してる」「じゃぁ、何故、シュートが入らないの?」「・・・練習が足りないから」「じゃあどうして入るようになるまで自主練習しないの?」「・・・。」結局、限られた練習時間の中でできることは限られている。だから時間を無理矢理、捻出するしかない。よく言われる言葉だけど「努力した者が皆、成功しているとは限らない、しかし成功した者は皆、須く、努力はしている」と。只管、+αの練習あるのみなんだけどなぁ。
所々、いいプレーはあったものの、点が線に繋がらない。結果こそ26点の差を付けて勝利に至ったが、トーナメントの駒を進めるにつれチームの課題がはっきりし始めた。特に「精神」面の脆弱さは短期でどうこうできる課題ではない。2年続けて合宿もできない、遠征もできない、練習時間も少ない、と無いもの尽くしの結果がこれだろうが愚痴をこぼしてもいられない。11/21には駒場高校との対戦を控えている。それまでに課題克服とはいえなくも自主練習の充実により、チームの強化を図るしかない。
支部優勝まで後、2戦。この代が初めて望んだ公式戦。経験値の低さは熱量、自信にも比例するか。
余談。先日行われた学校説明会の個別相談でバスケを希望していた子の漏らした言葉が耳に残る。「中学は弱かったんでいつも負けていた。高校では勝つことを経験したい.
」と。
数ある高校からにちがくを選んでくれ、期待を寄せる子もいる。誰のために、バスケをするのか、誰のためのバスケなのか、心技一体の部訓と共にそれを各々が再確認すべし。
次戦こそはにちがくらしさを具現化し、相手を、視者を圧倒せよ、魅了せよ。
Don’t look away from yourself ! Grab the victory with the team.