弥生、3月!春うららかな3月5日、にちがくでは卒業式が挙行された。依然、収束の兆しを見せないコロナ禍により、式の規模が縮小されたり参列できる家族に制限があったものの、なにはともあれ無事にとりおこなわれた。誰もが〝よかった、よかった〟という気持ちを抱いたのではないか。
今年は9人の生徒が巣立っていった。大学でバスケを続ける者、新しいことにチャレンジする者、行く先は9人9色だが、皆、いい顔してる。
腕っ節が強く、人情に熱いcap,
朝5時から3年間シュートを打ち続けたア・イ・ツ、
思いがけないチャンス到来でJBA公認審判の資格を取得したア・イ・ツ、
仲間の面倒見が良く、縁の下の力持ちなア・イ・ツ
勉強が出来、常に沈着冷静でcapも一目置くア・イ・ツ、
恵まれた身体能力を武器に果敢に攻め、美しいアーチを描いてネット揺らし続けたア・イ・ツ、
飄々としたプレーでチームの雰囲気を鼓舞したいじられキャラのア・イ・ツ
デニス・ロッドマンを彷彿とさせるイケメンのア・イ・ツ
総進で勉強と部活を両立させ引退後は勉強に明け暮れたア・イ・ツ
・・・彼等と過ごしき3年間が走馬灯のように蘇ってくる。ゆっくりと、やがてくっきりとしたものに。
でも思い返せばこの代も高校生活の2/3をコロナによって奪われ、我慢を強いられた。先代の遺した経歴に追いつき追い越せと奮闘している最中に見舞った天災。抗うことは無力と揶揄されようと繋がりを求めたア・イ・ツ等。
過ぎてしまえば懐かしい思い出?ア・イ・ツ等は今、何を思う?「過去」は「去りゆく過ち(好ましくない瞬間)」のトキとも解釈できるがそんなことはない? 過去ばかり振り返っていても鬼が笑おうか?いずれにせよア・イ・ツ等の門出に幸あれ!!。Danke schön!