新年明けましておでとう御座います。松の内も明け、3学期も始まりました。今年もにちがくバスケ部をどうぞ宜しくお願い致します。多くの方にバスケ部が応援していただけるよう、日々、謙虚に精進して参ります。
昨年の新人戦で無事に支部優勝を果たし、東京都本大会に駒を進めたにちがく勢。
その本大会が1/7(土)より都内各所で始まった。にちがく勢の初戦は1/8からで都立本所高校との対戦した。少々の緊張も垣間見えたが徐々にギアを上げていき、終わってみれば50点さをつけての圧勝で初戦を終えた。
続く2回戦は都立大崎高校。この試合の勝者は東京都best8を意味するので決して負けられない緊張の一戦。実は大崎、これまでも練習試合でお世話になるなど監督同士は旧知の間柄。支部大会では反対の山に位置し、決勝にてガチンコの勝負を目論むも奇しくもそれは叶わなかった。それ故にこの2回戦はbest8賭と昔日の願いを果たす2つの課題を持っていた。
1Qは大事な一戦という気負いと駒澤球技場という会場の魔物に飲み込まれ、本来のパフォーマンスがみせられない。また大崎は前日に東京都best6の東海大菅生高校をねじ伏せるなど気持ちが盛り上がっている状態。そういう乗りに乗ったチームに気圧されたかにちがく?。もう、なにやってんだよ!と焦れったいやら歯がゆいやら。それでも徐々に堅さも溶け、本来の力を発揮し始める。2Qに限っては20 : 6と圧倒する。途中出場の選手が3Pを立て続けに決めるなど、打って良し、守って良しといい形を作り始め、後半に流れを繋げた。結局、因縁の対決はにちがくに軍配が上がり、無事にbest8入り。
この数年、低迷していたにちがく勢の8入りは「2020 Tokyo Thanks Match」以来。全員でもぎ取った勝利に胸が熱くなる。
大崎戦から5時間空けて15:40よりbest4を賭けて國學院久我山高校と対戦する。敵は東京都3位の歴史或る強豪校。挑むにちがく勢は程よい緊張を引っ提げ、いざ出陣!今回の公式戦も制限付きだが保護者の方々も応援に駆けつけてくれた。
toss upの瞬間を誰もが固唾を飲んで待つ。先制点はにちがく。大丈夫、互角に戦えている!と一進一退の攻防も束の間、ふとした好きを突いた久我山の猛攻が始まった。3位の実力を目の当たりにするとみるみる点差をつけられる。20点差をつけられて前半を終える。まだ巻き返せる時間と点差、しかし選手の気持ちは・・・。
後半はいかに!と手に汗握りながら見守る。点差は25点まで広がるがスタートメンバーを一部下げ、交代した選手達の活躍で一時、12点まで縮まった。一桁にして4Qを迎えられれば望はある、と思う間もなく16…18….20…18….20….と行く手を阻まれる。
ベンチから力強い檄が飛ばされるが・・・・力及ばず。終了のブザーが木霊する。
全く戦えなかったわけではない。直向きにゴールを目指した。少しだけ力は及ばなかった。場数、フィジカル、メンタル、そして飽くなき執念と裏付ける自信が久我山の方が勝っていた。
best 4の壁は高く厚かったがそれでも8入りだって快挙に変わりはない。胸を張れ、にちがく勢。5~8位決定戦が来週、再来週と続く。必ずや5位に入り、掲げた目標の東京都1位に近づこうか。そして春夏の大会に向けて、心技の研鑽に勤しもうか。悔しさの重さは実力と自信にやがて変わると願って。