5/19から始まったインターハイ予選も愈々、佳境を迎え4強、8強も出揃った。にちがく勢は4強に1番乗りを果たし、漲る闘志のボルテージは抑えきれないほどに。
ここまでの軌跡を辿るとBest8賭けで戦った実戦学園高校は因縁の相手。前半は劣勢に甘んじ、13点のビハインド。Best4賭けでは宿敵の都立駒場高校。今戦も苦戦を強いられる展開。終始追う側に。1Q – 23:29, 2Q – 中盤25:42と相手の連続3Pもあり、20点近くの差を付けられる。2Q – 残り約4分、32:45少しずつではあるが点差が縮まる。前半終了46:49とまだビハインドゲームながら望が繋がった。
あわや!と不吉な思いが目の前をよぎるがやってくれるじゃないの!にちがく勢!後半に入るとあの前半が嘘のようなプレーに変わる。3Q中盤で逆転を果たす。さすがのにちがく勢も背負わされたものの重圧に臆していたか。リードは保っているものの、安心できる点差に非ず。1分1秒が例えようもなく長い。ベンチ外の応援団も声も嗄れよと必死に盛り上げる。保護者の皆さんの声も追い風に変え無事、91:81で勝利。試合終了を告げるブザーが会場に鬨の声を挙げさせる。対照的だったコート上の選手。お疲れ様。
昨日の 実践といい、今日の駒場といい、胆を冷やすような展開だった。しかし、見方を変えるならばビハインドゲームををひっくり返せるような力を備えたんだと嬉しくもあった。
4強入りはWinter Cup予選への出場権を手にしたことをも意味する。何と喜ばしきことや。
今週金曜日から決勝リーグが始まる。1戦1戦を獅子奮迅の思いで挑み、必ずや悲願のインターハイ出場を掌中に収めようではないか。道中は厳しかれど必ずや。
才能で試合に勝つことはできる、だがチームワークと知性は優勝に導く
Talent wins games, but teamwork and intelligence wins championships.
Michael Jeffrey Jordan