いつも、にちがくを応援してくださる皆様、新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。兎→竜と飛翔を模した十二支から、大地に根差し根性と執念の年を象徴とした巳年となりました。蛇は神様のお使いともされ日本だけでなく世界でも崇められる生物です(…とはいうものの爬虫類は苦手な私)。また脱皮を繰り返すところから「再生と変化」をイメージさせる生物でもあるようです。
にちがく勢も先輩たちの成し遂げられなかった目標を果たすべく、這いつくばってもボールを追い、勝利に貪欲で直向きなプレーができるよう一層、精進してまいります。勝利の女神はにちがく勢に微笑んでくれませんでしたが、バスケの神(それとも巳神?)は試練をにちがく勢に与え給うたと解釈。
「運命は勇者に微笑む」(羽生善治)
新チーム発足から1ヵ月ちょっと。不安と緊張で臨んだ「新人戦本大会兼関東新人東京都大会」。初戦に駒澤大学付高校、Best8賭に都立城東高校と対戦す。幸いにも白星発進となり幸先のいいスタート。もし初戦敗退となれば面子よりもメンタルがやられる。「…オレタチハ…」と卑屈?投げやり?と負けて学ぶことは何もない。だから結果的にBest16という結果に終わりはしたものの「オレタチ、ヤレル?」と一筋の光明を未来に見たのではないだろうか。
両者、一歩も譲らず、4Q中盤まで膠着状態。ほんの一瞬の隙をつかれて離される展開。必死に追いかけるも流れは変わらず。
多くのOB、保護者の見守る中、40分が終わった。愚直に継続するって難しい。今のにちがく勢は「焚き火」に然り。灯油を容れたストーブは一定の温度で燃える。一方、焚き火は薪をくべないと暖はとれない。一時、燃え上がってもそれは不安定なもの。暖をとるためには薪をくべるという継続した作業が必要。多くの人に応援されるも安心を提供できない。
にちがく勢はまだ、継続ができない。時折、魅せるプレーに心ときめいても一過性に終わることが多く右肩上がりの継続には繋がらず。
課題盛りだくさん、でもそれが分かったのだから春夏の公式戦までそれを克服しませう。そしてプレーする者、見る者にストーブのような安定したゲーム展開を目指してみませう。時間は、ある。心+技=自信を体現すべく関東予選まで3ヶ月弱、ちょっともがこうか。
真夜中の校舎の白い壁に 訣別の詩
刻み込んだ
朝焼けのホームに あいつの顔
探したけど涙で見えず
「旅に出ます」書き置き机の上
ハーモニカ ポケットに少しの小銭
ああ「さよなら」の意味さえも知らないで uh
ああ訳もなく砕けては 手のひらから落ちた
あれは おれ16 遠い空を
憧れてた 路地裏で
浜田省吾「路地裏の少年」