報告が遅くなりました。天候に恵まれ、200mの吉田君、1500mの原田君が自己記録を更新しました。特に原田君は1500mで4分台が目前にまで迫りました。小さな体ながら、負けん気あふれる走りで素晴らしいと思います。吉田君は記録が安定してきました。今後が楽しみですね。
短距離走は、風やちょっとした加速のズレなどの微妙な影響がタイムに表れます。そのような中で100分の1秒の差を争い、自己記録の更新を果たすことは簡単ではありません。そこを日々の練習を通して、自分を俯瞰しながら詰めていくことが陸上競技の短距離走の面白さなのだとつくづく思います。短距離走の人たちは、今日こそは自己記録の更新をと息巻いて挑もうとしているかもしれませんが、力みすぎた走りよりもリラックスした方が意外と記録につながります。11月4日(祝)は、今シーズン最後の競技会です。全力を出し切り、競技を楽しみましょう。応援よろしくお願いします。
試合後のミーティングを受けて、生徒にコメントを書いてもらいました。
【10月13日(日)晴れ時々曇り】
「男子100m」
4組4レーン 高2福田 11秒86(-1.2)(組5着)46位
8組8レーン 中2北尾 12秒28(-0.1)(組7着)94位
16組1レーン 高2成田 12秒48(+0.2)(組3着)121位
18組6レーン 高2吉田 12秒69(-0.9)(組6着)144位
29組2レーン 中1福澤 13秒78(-2.2)(組6着)208位
「男子200m」
2組3レーン 高2福田 23秒84(-0.5)(組4着)16位
7組2レーン 高2成田 25秒80(-0.7)(組5着)45位
8組5レーン 高2吉田 26秒17(-0.2)(組5着)51位 自己新記録
「男子1500m」
4組15レーン 中1原田 5分3秒64 (組9着)48位 自己新記録
「男子円盤投げ」
4順目 高1須藤 24m47 5位
高2 福田
今日はリラックスして動きがかたくならないようにすること、最後までがむしゃらに行くことを意識しました。良かった点は、200mでは正面ストレートでスピードに乗せて最後まで諦めずに粘れたこと、反省点は、100mではスタートで出遅れ、200mではコーナーの加速のテンポが悪いなど体が練習のイメージ通りに動かなかったことです。次の試合が今シーズン最後です。ドリル練習で素早い、テンポの良い動きを意識し、加速につなげていきたいです。また、200mに向けてコーナーの加速走をしっかりやりたいです。
高2成田
良かった点はスタートが上手くきれて加速につなげられたことです。特に200mでは最初のコーナーでしっかり加速して正面ストレートに入れました。悪かったところは200mではラスト50mで体が動かなくなってしまったこと、100mではスタートの一歩目が今一つで最後は足が流れてしまったことです。次の試合は200mなのでラスト50mで落ちないように、足が流れないように意識しながら練習で走りこみたいです。
高2吉田
スタートから力みすぎないことを意識しました。100m、200mともにそこはうまくいったのですが、ラストのスピードの落ち込みが良くなかったです。それでも200mは自己ベストを更新することができたのは良かったと思います。動画を見ると左右の足の引きつけと接地のタイミングが違うので、怪我防止のためにもアンバランスな点は練習で直していきたいです。
高1須藤
競技前は腕の振りや体重移動を意識してアップしました。練習の段階で指の引っかかりの感触が普段より良かったのでいけると思ったのですが、いざ本番では、回転のパワーポジションに入るところで下を見てしまったり、ブロックが緩かったりしたので、次回に円盤を投げる時には気を付けるように練習で意識しながら取り組みたいです。
中2北尾
スタート時に低く頭を下げること、中間走での前さばきの接地を意識しました。スタートの出足が今一つで頭は下げていたのですがスピードに乗れず、中間走で前さばきを意識しすぎたのか腰が起き上がって跳ねるような走りになったので、次回に向けて腰が上を向かないこと、プッシュと反発を活かして走ることに集中し、練習で動きの細かい部分は覚えこませて試合本番ではあまり考えすぎないようにしたいです。
中1原田
レースで意識したことは、スタート直後の直線では突っ込みぎみに入り、前にいる人たちにできるだけついていき、できるだけ粘ることです。そしてラスト一周でしっかりスパートし、力を出し切ろうと思いました。良かったことは自己ベストを更新できたこと、反省点は体が最後の方でブレていて、体力を消耗してしまい、今一つ全力を出し切れた感じがしなかったことです。もっと走り込んで体力をつけたいです。