報告が遅くなりました。今年度最後の公式戦が11月4日(日)に世田谷区総合運動場にて行われました。天候に恵まれ、記録更新の期待もかかりましたが、生徒たちのコメントにあるように、上手くまとめられなかった生徒が多かったようです。その中で200mの成田君と円盤投げの須藤君は自己記録を更新し、手応えが今一つにも関わらず記録につながったことは良かったと思います。
2024年を振り返ると5人の新入部員を迎え、コロナ禍以降5年ぶりに夏季合宿を行うことができ、全員が自己記録更新を重ねる形で少しずつ成長することができました。特に中2の北尾君は中体連の2大会で都大会へ進出し、東京都私学全体の大会では100mで3位入賞を果たすなど成果を残せました。現在まで全員が大きな怪我や病気をすることなく、次のシーズンへ向けての練習に入ることができ、2025年シーズンに向けて良い形で再スタートができています。新校舎整備事業の影響もあり学校内での練習場所が制限され、今年に限っては近隣競技場が整備の関係で使えないことが多い中、選手たちは努力を重ね、最大限の力を発揮できたことを褒め称えたいです。現在、長距離専門の生徒がおりませんので、次の競技会は3月下旬になります。それまでは日々、練習あるのみです。目標に向けて、少しずつバージョンアップを重ねていきます。応援よろしくお願いします。
小、中学生の皆さんの中で、日本学園陸上競技部に興味を持たれている方や練習に参加したい、体験したいという方は、学校の代表番号まで連絡をしていただき、顧問の川﨑までご一報願います。日時を調整して対応させていただきます。お待ちしております。
【11月4日(日)晴れ】
「男子200m」
4組8レーン 高2福田 24秒14(-0.5)(組5着)53位
9組6レーン 中2北尾 24秒76(+2.4)(組6着)82位 追い風参考記録
16組8レーン 高2成田 25秒65(+1.1)(組5着)133位 自己記録更新
30組6レーン 中1福澤 28秒42(+0.8)(組6着)217位 公認記録
「男子400m」
7組5レーン 高2吉田 1分03秒27(組6着)51位 公認記録
「男子円盤投げ」
14順目 高1須藤 26m45 11位 自己記録更新
高2成田
200mは長いので、ラストで落ちないようにテンポよくフォームも意識しました。最初の100mはスムーズに入れてコーナーを出たところまではリラックスして行けたのですが、その後、一気に垂れて酷い走りになってしまいました。動画で見ると、隣のレーンで走っていた人と比べると自分の走りは一次加速から二次加速へのつなぎが上手くいっていないと思いました。来年は200mでも上手くまとめて走れるように、冬の鍛錬期の練習でしっかり意識をしながら走り込みたいです。
高2吉田
初めての400mなので、リラックスしてフォームを意識するだけでなく、反発力を利用した走りを意識しました。力まず、左右の腕振りを大きくし、特に後半は大きく腕を振ってストライドを大きくしようと考えました。最初は勢いで行けましたが、200mを過ぎたところで足が上がらなくなり、一気に減速しました。後半、しっかり腕を振ってもがいたのですがダメでした。今後、200や400mで加速の勢いを活かすのとフォームが乱れない走りをするために、練習で200mを繰り返すインターバル走もやりたいです。そして反発力を上手く利用する走りができるように細かな技術面も改善していきたいです。
高2福田
競技前の意識は終始リラックスして走ることでした。最初の加速で思い切り突っ込めたことは良かったです。しかし思ったようにスピードに乗り切れず24秒かかってしまいました。今回、アップの時間を上手く使えず、バタバタしてしまったことが後半の走りの悪さにつながった気がして反省しています。しっかり時間を見ながら準備をするようにします。来年に向けては、自分の長所である加速力をさらに伸ばせるようにウエイトトレーニングで鍛え、走り込みをしっかり行い、走力を強化して自己記録(23秒64)を更新したいです。
高1須藤
試合前に意識したことは目線です。目線が下にいかないように注意したのとターンをする時に後ろに体を倒しながら回りはじめることを意識しました。1投目と2投目はミスや円盤がすっぽ抜けてファールでしたが、3投目で自己記録を2m更新する投げができたので良かったです。来年は、30m以上をコンスタントに出せるようになることが目標ですが、短距離走も視野に入れて取り組みたいので、ウエイトトレーニングや補強を疎かにせず、先輩達にも迷惑をかけないように精進します。
中1福澤
今日の試合で意識をしたことは、200mは距離が長いので、テンポよく腕を振り続けることです。でも動画を見ると思っていたよりも腕が振れていない感じでした。だから日々の練習でもっと腕を振り続けること、その上でスピードを保持することを意識して走り込みたいです。