11月4日(月・祝)群馬県サイクルスポーツセンターにて東京都高体連自転車競技新人大会が開催されました。この大会は10月13日(日)に予定されていたもので、台風19号の影響で延期となりました。この大会の上位者は毎年熊本県で実施される選抜大会への出場権を獲得できます。東京都の枠は5-6名でした。
今年度の関東大会がこの群馬サイクルスポーツセンターで実施されており、関東大会に出場した本木は勿論、8月末にこの大会を見据えて合宿を実施したので、出場した下堂・黒川もコースの特徴はきっちり頭に入っていました。前年度の日本サイクルスポーツセンター(修善寺)との違いは1周6kmであること、登坂角度が修善寺ほど急角度ではないことですが、道幅が狭いところでテクニックが必要となりました。
天候にも恵まれ快晴、少し山の上にあるので寒かったですが、3人ともいいレースをしてくれました。スタートから積極的に前に出てやる気を出しましたが、結果的には本木が12位、下堂・黒川は残念ながら途中カットとなりました。
あとは選手の感想で報告といたします。
高2C 本木颯人
今回新人ロードを走らさせていただき、万全なコンディションで挑んだもの2周目の心臓破りの坂で落車をしてしまいました。まだ前が見えていただけに非常に悔しかったです。順位だけ見れば総体よりも上がっているように見えますがただただ強い先輩方が引退し、自分が繰り上げられただけであって目標としていた5位入賞に全く届かなかったのでまだまだ自分が弱いという事が再確認できました。次に繋がる大会は総体で最後になるので必ず関東、そして日本学園史上初となるインターハイへと繋げて満足のいく結果で締めくくりたいとおもいます。
>>>確かに1周目は先頭集団についていただけに、2周目のハプニングは本当に残念です。踏み込むタイミングが悪かったのか、ギアの選択が悪かったのか、もう一度しっかり振り返っておこう。また自分でわかっている通り、次は4月の東京都、6月の関東、8月のインターハイと続きます。是非とも初の出場権を獲得してほしいと思っています。スイムの調子が上がっているだけに、バイクでもさらにレベルアップすればトライアスロンでも上位入賞間違いなしです。
高2B 下堂福介
今回2回目のロードの大会となりましたがあまり前回の反省をいかせていなかったかもしれず少し残念でした。今回こそは完走を目指しましたが自分の完全な経験値と実力のなさを感じました。
>>>大会日程の関係上、予定していた8周を7周回にしたことで上位選手が初めからスピードを上げていました。スタート前から予想して皆に伝えていたことですが、なかなか対応できませんでした。確かに実力がまだ不足していると思われるので、しっかり走りこみましょう。ローラーは自宅でもできるのでやってみよう。反省を活かせていないのは、日常生活でも改善すべき点なので、自分の反省は絶対守るようにしましょう。
高1C 黒川遼宇
今回も前回と同様途中でカットとなってしまいました。その原因として自分の実力はもちろんですが、レース前のコンディションの整え方にもあったと思います。今回、レース前まで体調が悪くいろいろとサポートをしてもらい、なんとかレースに出ることができましたが、それよりもまず自分でレース前の体調管理をしっかりしていきたいと思います。今回、群馬サイクルスポーツセンターで行われた高体連ですが、前回とは違った気温や状況だったので、もし次回から同じ状況になるとしたら、そのことをきちんと考えていきたいです。
>>>おなかの調子が悪く、直前まで欠場もあり得るといっていたので、まずは出場で来てよかったです。スポーツ選手において練習も大事ですが、健康管理、大会に自分のピークを持っていく事の方が難しいけど大切なことです。まだ練習日記をつけていないようですが、日々記録を取って自己管理につとめましょう。遼宇はNGPに参加することが決まっているので、しばらくバイクができないかもしれません。オーストラリアでどのような練習を積むのか検討しましょう。