7月7日(土)香川県高松市サンポート高松特設会場においてNTT ASTCトライアスロンアジアカップ高松大会が開催され、福島が参加しました。この大会は6月に行われた大阪城大会同様、JTU強化選手しか参加できない大会です。今回は海外選手も多く、日本からも男子のトップ選手が参加しました。
前日の6日に選手説明会があるため朝から飛行機で出発。大雨の影響で伊丹空港行きになるか、引き返す可能性もあると言われました。その時はまだ、今回ニュースになるような西日本豪雨になるとは考えられませんでした。本来ある説明会も説明会ではなく、大会そのものを8日(日)に延期して様子を見たいという内容でした。当初は雨が弱まる可能性も報道されていたからです。ところがその後雨はどんどん強くなり、特別警報もなりました。自分の携帯があんな大きな音を立てて警報を鳴らすのを初めて聞きました。
結果的には7日午前11時の時点で延期を検討した大会も全て中止の判断がくだされました。現在報道される被害の状況を見れば本当に仕方のないことです。
お知らせは下記のとおりです。
http://www.jtu.or.jp/news/2018/180706-2.html
http://www.jtu.or.jp/news/2018/pdf/180707-1.pdf
気合を入れて、期末テストも3・4日目を校用で休んだ福島の感想は次のとおりです。
今回で2回目となるアジアカップで初めて前日から雨が降り、中止になるかどうかの状況でコンディションと気持ちを維持することがこんなにも難しいのかと思い知らされました。結果的には中止となり残念な気持ちもありましたが、その反面良かったと思ってしまうこともあり、自分はまだ国際大会に出る器ではないと思ったので、競技力向上と共に人間力を少しずつつけられるように努力しようと思いました。
>>>帯同コーチとしても同様の気持ちでした。まず頭に浮かんだのは日程を変更したことで費用が大きく変わることでした。結果的には予定通りのフライトで帰京できたわけですが、8日にあったとしたらとても高額の変更代金がかかりました。ベストのパフォーマンスを選手がしてくれるためにやるべきことは全てやるのがコーチの役割だと思うのですが、こんなことを気にしてしまいました。このような時こそレースを楽しみ、自然との戦いもおもしろさに変えてしまう心の強さが必要なのかもしれません。学びました。