11月21日(日)、23(祝)に都立上野高校にて新人大会(2日目、3日目)が行われた。予選1日目を勝ちあがったチームでトーナメント戦を行い暫定の順位を決める。
今大会は、都上位4チームは春高出場決定戦出場のため今大会へは出場せず、それ以外の全チームが4つのトーナメントに分かれ、各トーナメント1位が暫定のベスト8,2位がベスト12,3位がベスト16となる。
年明けの1月30日に新人決勝大会があり、そこで上位36チームで戦い、新チームの正式なランキングが決まる。
試合結果 → トーナメント2位(ベスト12)
対 都立小平南高校 25-11、25-14
対 関東第一高校 25-15、25-13
対 錦城高校 25-20、26-24
トーナメント決勝 対 安田学園高校 20-25、18-25
11月21日に行われた新人大会2日目は小平南高校と対戦した。終始本校優位の試合展開で勝ち上がることができたが、連続失点やつまらないミスなどもあり、2日間で修正し次の試合に向けて確認と調整を行った。
11月23日は第一試合で関東一高と対戦した。
1セット目、中盤までは勢いに乗って点差を広げるも、終盤で5連続失点をするなど詰めの甘さが出てしまった。
2セット目は、序盤は拮抗した試合展開であったが、12-8から少しずつ引き離しにかかりまずまずの試合内容で勝つことができた。
2試合目は錦城高校と対戦した。相手には非常に打点の高いサイドアタッカーがいて、勢いに乗らせると厄介な相手であった。
1セット目、スタートは悪くなかったが3連続失点などで3-4と劣勢。しかしその後サーブポイントやブロックポイントにより8連続得点し11-4と引き離した。そこで安心したわけではないが、相手に流れが傾き立て続けに連続失点してしまい、15-15で追いつかれてしまった。その後は一進一退の攻防が19-20まで続いたが、相手のミスにも助けられ6連続得点しセットを取ることができた。
2セット目、一旦気持ちをリセットし自分たちのバレーをすべくコートに送り出した。序盤は若干本校優位で展開するも、すぐに相手も巻き返し9-7。その後連続失点なども絡み、逆に相手が若干優位の展開で試合が進んだ。中盤の14-15から連続得点で18-15と逆転し、その後も得点を重ね21-16まで引き離した。一気に決着をつけたいところではあったが、相手に流れが傾くと状況は変わってしまった。22-22で追いつかれ、終盤は気の抜けない展開となったが、最後は本校が辛くも振り切り勝つことができた。
3試合目は暫定のベスト8を賭けて安田学園と対戦した。
1セット目、スタートの入りが重要であったが、いきなり5連続失点などであっという間に2-10と引き離されてしまった。しかしその後は我を取り戻し、一進一退の攻防の中じわりじわりと追い上げ13-17となった。相手もタイムアウトを機に流れを断ち切り終盤へ。結局序盤の点差が大きく響き、相手に落ち着いたゲーム展開で対応されセットを落とした。
2セット目、集中力と気持ちを切らさず挑むようコートに送り出した。序盤は相手のミスなどにより7-4と本校がリードした展開で相手は1回目のタイムアウトを取ってきた。またしてもそこから流れが変わり、本校も我慢できず12-15となったところで1回目のタイムアウト。その後は追いつこうとするが引き離されるといった展開が続き、最終的に振り切られ敗戦した。
今回の大会を通して、新チームとして克服すべき課題は多く見つける事ができたことと、プレー面でもそれなりの収穫もあったように思われる。まだまだ未完成のチームではあるが、これからの伸びしろに期待しつつ上位を目指せるチームを作っていき、前向きに練習を積み上げ、次の大会では少しでもレベルアップした状態で戦いに挑みたいと思う。