8月20日(水)に、本校体育館にて夏季私学大会(1日目)が行われた。この日にベスト8まで決め、勝ち上がると決勝トーナメントにコマを進めることができる。
試合結果 (ベスト16)
対 穎明館 25−8,25−6
対 中大杉並 25−16,25−10
対 東洋高校 26−24,23−25,24−26
1,2試合目は大きな崩れもなく勝ち上がり、コート決勝に進んだ。コート決勝では、先日行われたインターハイで準優勝を成し遂げた強豪校の東洋高校とベスト8を賭けて対戦することになった。相手はフルメンバーではなかったが、胸を借りるつもりで挑んだ。
1セット目、序盤から均衡した試合展開であったが、9−6と若干のリードで中盤に入った。サーブミスから連続失点を与えるなど11−13と逆転されるもなんとか引き離されないように粘りを見せた。15−17と若干劣勢であったがクイックやコンビなどが有効に機能し18−18で追いついた。その後もサイドアウトの繰り返しで終盤まで勝負がもつれ込んだ。22−23から相手のミスなどで最後は勢いで振り切る形でセットを取ることができた。
2セット目、このままの勢いとリズムを持って序盤から優位な展開に持ち込みたいところであった。実際に流れは本校にあり、12−6と大きく引き離して中盤に入った。しかし、決して気を緩めたわけではないが、中盤では5連続失点を3度もしてしまうなど流れを変えることができないまま、気付いたら14−21と逆転され一方的な展開となってしまった。もはやここまでかと思っていたが、意外にも粘りを見せた。スパイクやブロックなどが適宜決まり、23−23で追いついた。結果的には、1セット目とは逆に相手に振り切られる形でセットを落としてしまったが、なんとも大味な試合展開であった。
3セット目、序盤で流れをつかみ9連続得点をあげるなど、11−4と大きく引き離した。2セット目のような繰り返しをしないように注意を払ったが、相手も反撃の機会をうかがいながら、じわじわと追い詰めてきた。中盤では14−11と差を縮められたが、そこから一進一退の攻防で22−16と本校優位で終盤に入った。最後の踏ん張りを見せサイドアウトを繰り返すことができればそのまま勝てるはずなのだが、相手に流れが行くと連続失点をしてしまうという悪い癖がある。結果的には5連続失点を与えてしまうなどして接戦の末負けてしまった。
今年度は、あともう一歩で負けてしまう事が多い。技術的な事も大事ではあるが、勝ちきるための個々のメンタルをより一層強化する必要があるように思われる。いかなる場面でも自信を持って攻めの姿勢を貫き通せる力を身に付けて欲しい。
次の大会は、今週末8月24日(日)に全日本選手権一次予選(春高予選1日目)が、本校体育館で行われる。まずは、1日目を勝ち上がることを目標にしっかりと調整していきたい。