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「挑戦すること」竹田先生(高1担任・数学科)

投稿日2018/12/19

 『何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。』

 これは、プロ棋士の羽生善治竜王(掲載されるときに竜王位を陥落していたらすいません・・)の著書「決断力」の中にある文章で、不世出の天才棋士と言われ、史上初の永世七冠資格を有する彼が『才能』について述べた一文です。

 学業でも部活動でも、同じなのではないでしょうか。勉強をしても学業成績が向上するかどうかは判らないですし、部活動を続けても結果が出るかどうかは判りません。しかし、成果が約束されているときと同様のモチベーションを保ち続けることが、成果を挙げるための近道なのではないでしょうか。

 これから冬休みを迎え、受験本番の3年生はともかく、年末年始は学業に取り組みづらい傾向がありますが、今こそ学業に取り組むときです。羽生竜王はこんなことも言っています。

 『集中力は、人に教えてもらったり、聞いて身につくものではない。勝負どころでの集中力を発揮するには、集中できる環境を自らつくり出すことこそが大切だと思っている。』

 勉強に集中できない人、まずは集中できる環境をつくり出すことからスタートです。

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