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「卒業生が子どもを入学させる学校。」  恩田教頭先生(理科)

投稿日2019/4/13

 先日、入学式の会場で卒業生のK君ご夫妻にお会いしました。今度、高校1年生に長男が入学するとのことです。K君ご夫妻に会ったのは、K君の結婚式以来で16年ぶりでした。昨年は、卒業生の子が2名中学に入学しました。国際フォーラムでの合同説明会でも3人が日本学年のブースに来て説明を聞いてくれました。K君は、3年間サッカー部で活躍し、子どももサッカーが上手くいくつかの高校から問い合わせがあった中で日本学園を選んでくれました。昨年中学に子どもを入学させた卒業生は、日本学園の3年間が非常に楽しく有意義であったと感じ、子どもをどうしても入学させたいと思い説明会に参加し入学させてくれました。非常に嬉しく思うのと同時に3年間の学校生活を満足させることができたのかなと思います。

 また、先月卒業した子達も卒業後1ヶ月も経っていないのによく学校で会います。彼らにとって、日本学園は卒業後も戻って来たい学校であり、親になってからは入れたい学校になっているようです。自分の高校時代が楽しく満足していなければ、学校に顔を出したいと思わないし、親になって子どもを入学させたいとは思わないので、日本学園生活を満足してくれたんだと思います。

 

 日本学園は、創立134年目となり校舎は古くなっていますが、日本学園の伝統と先生方の熱意が生徒に、保護者に伝わっていくのかもしれません。今年度も何人もの兄弟が入学してきています。脈々と日本学園との縁は、弟、子と繋がっていきます。そして、親になり子どもを入学させる学校のひとつに上げてくれていることを嬉しく思います。

 公立中学・高校ならば、家の近くにあるので入学となりますが、私立は、学校の建学精神や通わせてみての教育や教職員集団で学校の良さが判断されます。卒業した生徒たちの中には、第一希望ではなかったが日本学園に来てよかったという声があります。同じ中学から他の高校に進学した子との比較で、他の高校ではここまで丁寧に熱心に進路指導やしてくれないし、希望大学へ合格はできなかったとのことです。先生方の熱意が弟、子たちへ繋がっていくことが嬉しいことです。ちなみに、卒業生が戻ってきて教員としてはたらくことが多くなっています。自分の母校を発展させるために大いに頑張って欲しいと思います。

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